帳票システム構築支援 uCosminexus EUR uCosminexus EUR サーバ帳票出力

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4.3.2 ActiveXオブジェクトが提供するプロパティ一覧

ActiveXオブジェクトが提供するプロパティを,出力先別に示します。

<この項の構成>
(1) Windows対応プリンタに出力する場合
(2) ファイルに出力する場合

(1) Windows対応プリンタに出力する場合

次の表に,Windows対応のプリンタに出力するときのプロパティ一覧をアルファベット順で記載します。

表4-6  Windows対応プリンタに出力するときに指定できるプロパティ

プロパティ 概  要 データ型 プリンタ出力
DataFileName マッピングデータ用のデータファイル名または可変記号値定義ファイル名 String
String配列
DataFilePath マッピングデータ用のデータファイルまたは可変記号値定義ファイルのある場所 String
DBInfoFileName 接続情報ファイル名 String
DBInfoFilePath 接続情報ファイルのある場所 String
DistributionInfoFile 仕分け定義情報ファイル名 String
DocInfoFileName 文書情報設定ファイル名 String
DocInfoFilePath 文書情報設定ファイルのある場所 String
EurpsEnvFile 環境設定ファイル名 string
FirstPageNumber ページ番号の初期値 Integer
FontWidthMode 文字幅の計算方法 String
InitPageNumber ページ番号の開始番号の初期化 Boolean
MultiFormInfoDefFileName ※1 複数様式情報定義ファイル名 String
MultiFormInfoDefFilePath 複数様式情報定義ファイルのある場所 String
MultiReportSetFileName ※2 帳票セット指定ファイル名 String
MultiReportSetFilePath 帳票セット指定ファイルのある場所 String
OutFileName ※3 出力先ファイル名 String
OutputType 帳票の出力タイプ Integer
PageNumberFormat ページ番号の形式 String
PageNumberLocation 余白へのページ番号の印刷位置 Integer
PaperOrientation ※4 印刷の向き Integer
PrintCopies ※4 印刷部数 Integer
PrintedPageNumberFileName 出力ページ情報ファイル名 String
PrintEndPage ※4 印刷終了ページ Integer
PrinterinfFileName プリンタ定義ファイル名 String
PrinterinfFilePath プリンタ定義ファイルのある場所 String
PrinterName 出力先プリンタ名 String
PrintPageNumber 余白へのページ番号印刷 Boolean
PrintStartPage ※4 印刷開始ページ Integer
ReplaceItemCntlFileName 置き換え表管理情報ファイル名 String
ReplaceItemCntlFilePath 置き換え表管理情報ファイルのある場所 String
ReportFileName ※2 帳票ファイル名 String
String配列
ReportFilePath 帳票ファイルのある場所 String
SortPrint ※4 部数が複数の場合の印刷単位 Integer
TrayCode 給紙トレイコード Integer
UserDataFileName ユーザ定義データ用のデータファイル名または可変記号値定義ファイル名 String
String配列
UserDataFilePath ユーザ定義データ用のデータファイルまたは可変記号値定義ファイルのある場所 String
(凡例)
◎:必ず指定するプロパティです。
○:指定を省略できるプロパティです。
注※1
複数様式で帳票を出力する場合は,MultiFormInfoDefFileNameプロパティを必ず指定してください。MultiFormInfoDefFileNameプロパティが省略されていると,ReportFileNameプロパティで指定されている複数の帳票ファイル,またはMultiReportSetFileNameプロパティの帳票セット指定ファイルに指定されている帳票ファイルが順に出力されます。
注※2
MultiReportSetFileNameプロパティとReportFileNameプロパティを同時に指定された場合は,MultiReportSetFileNameプロパティで指定された帳票ファイルのあとに,ReportFileNameプロパティで指定された帳票ファイルを追加して出力されます。
注※3
プリンタドライバのファイル出力機能を使用して印刷結果をファイル出力する場合は,OutFileNameプロパティを指定してください。
注※4
MultiReportSetFileNameプロパティ,またはReportFileNameプロパティで複数の帳票ファイルを指定して出力する場合,プロパティの指定は無効になります。

(2) ファイルに出力する場合

次の表に,PDF形式ファイル,EUR形式ファイル,CSV形式ファイルを出力するときのプロパティ一覧をアルファベット順で記載します。

PDF形式ファイル,EUR形式ファイルを出力するには,EUR Developer,またはEUR Print Service Enterpriseが必要です。

また,PDF形式ファイルを暗号化して出力する場合は,EUR Print Service Enterpriseと付加製品のEUR Print Service - Cipher optionが必要です。

表中では,出力形式の名称を次のように省略して表記します。

(凡例)
◎:必ず指定するプロパティです。
○:指定を省略できるプロパティです。
△:指定しても無視されるプロパティです。
×:指定するとエラーになるプロパティです。
注※1
複数様式で帳票を出力する場合は,MultiFormInfoDefFileNameプロパティを必ず指定してください。MultiFormInfoDefFileNameプロパティが省略されていると,ReportFileNameプロパティで指定されている複数の帳票ファイル,またはMultiReportSetFileNameプロパティの帳票セット指定ファイルに指定されている帳票ファイルが順に出力されます。
注※2
MultiReportSetFileNameプロパティとReportFileNameプロパティを同時に指定した場合は,MultiReportSetFileNameプロパティで指定された帳票ファイルが出力されたあとに,ReportFileNameプロパティで指定された帳票ファイルが出力されます。
注※3
MultiReportSetFileNameプロパティ,またはReportFileNameプロパティで複数の帳票ファイルを指定して出力する場合,プロパティの指定は無効になります。

そのほか,PrintCopiesプロパティ,SortPrintプロパティ,およびPaperOrientationプロパティは指定してもエラーになりませんが,プロパティの指定は無効になります。