19.9.3 ログ情報の確認(ログビューア)
採取したログ情報は,[ログビューア]ダイアログで確認します。このダイアログは,ロギング支援のメニューから[ログ情報の表示]を選択すると表示されます。[ログビューア]ダイアログでは,「エラーログ」,「マップ毎情報」,「仮想端末情報」,および「個別情報」の4種類の情報を確認できます。
[ログビューア]ダイアログで[印刷]ボタンをクリックすると,採取したログ情報のエラーログやマップ毎情報の内容を印刷できます。また,[印刷]ボタンをクリックして表示されたダイアログで「ファイルに出力」を選択すると,ログ情報が,指定したフォルダに「X3LLOGVW」というファイル名(拡張子.txt)で出力されます。このとき,「印刷範囲」で指定されている出力範囲に従ってログ情報がファイル出力されます。
[ログビューア]ダイアログで[更新]ボタンをクリックすると,最新のログ情報が表示されます。
(1) 「エラーログ」の確認
「エラーログ」とは,AP実行時にXMAP3の画面表示または帳票印刷で発生したエラーに関するログです。エラーログは,[ログビューア]ダイアログの[エラーログ]タブを表示して確認します。
ロギング支援プロパティの「情報採取レベル」に「詳細」を設定している場合には,次の表に示すエラーログの内容のほかにダンプ情報を確認できます。詳細を確認したい通番をダブルクリックすると,ダンプ情報のダイアログが表示されます。
エラーログの各項目の内容を次の表に示します。
エラーログの項目 |
内容 |
---|---|
ログ通番 |
オープン命令(OPEN要求)時の通し番号 |
関連通番 |
ログの通し番号 |
日付 |
ログの採取日付 |
時刻 |
ログの採取時刻 |
物理マップ名 |
ログ採取の対象となった物理マップ名 |
仮想端末名 |
使用した仮想端末名 |
サービス名 |
使用した仮想端末名に対するサービス名 |
要求種別 |
APからXMAP3への要求種別を次の区分で示す
|
エラー個所 |
エラーの発生個所を次の区分で示す
|
リターンコード |
マッピングライブラリから返されたリターンコードを表示します。リターンコードについては,「21.1(1) リターンコード」を参照してください。 |
詳細コード1 |
「リターンコード」に対応する16進の詳細コードを表示します。表示されるコードについては,「21.1(2) 詳細コード1」を参照してください。 |
詳細コード2 |
表示サービス,印刷サービス,XMAP3サーバおよびXMAP3クライアントから返された詳細リターンコード(16進)。表示されるコードについては,「21.1(3) 詳細コード2」を参照してください。 |
マッピングオプション |
画面表示時のマッピングオプション。内容については,マニュアル「XMAP3 プログラミングガイド」を参照してください。 |
データ有無コード |
使用したデータ有無コード(16進) |
その他 |
サーバ/クライアント間の接続に関する情報を表示する |
(2) 「マップ毎情報」の確認
「マップ毎情報」とは,実際に使用したマップごとの統計です。マップ毎情報は,[ログビューア]ダイアログの[マップ毎情報]タブを表示して確認します。
マップ毎情報のそれぞれの見出し部分の項目(マップ名,使用回数など)をクリックすると,その項目でソートして表示できます。
マップ毎情報の各項目の内容を次の表に示します。
(3) 「仮想端末毎情報」の確認
「仮想端末毎情報」とは,実行に使用した仮想端末ごとの統計です。仮想端末毎情報は,[ログビューア]ダイアログの[仮想端末毎情報]タブを表示して確認します。
仮想端末毎情報の見出し部分の項目(仮想端末名,使用回数など)をクリックすると,その項目でソートして表示できます。
仮想端末毎情報の各項目の内容を次の表に示します。
(4) 「個別情報」の確認
「個別情報」とは,すべての実行に関する情報です。個別情報は,[ログビューア]ダイアログの[個別情報]タブを表示して確認します。
個別情報の見出し部分の項目(マップ通番,関連情報など)をクリックすると,その項目でソートして表示できます。
個別情報の各項目の内容を次の表に示します。