画面・帳票サポートシステム XMAP3 実行ガイド


19.1.1 トラブル対策を支援する機能

XMAP3では,トラブル対策を支援する機能として,画面を印刷する「ハードコピー機能」と実行時のログを採取する「ロギング支援機能」を提供しています。

ハードコピー機能

ハードコピー機能は,AP実行でCUI画面またはGUI画面を表示した場合,その画面を印刷する機能です。表示した画面が正しく表示されるかの確認やトラブル発生時のデバッグ用に利用できます。利用方法は,「19.8 ハードコピー機能の利用」を参照してください。

ロギング支援機能

ロギング支援機能は,AP実行時に処理したマップの処理状況や,エラーが発生した場合は,エラー個所やリターンコードなどのログ情報を採取する機能です。トラブル発生時の原因調査や対処に利用できます。利用方法は,三つの節に分けて記述しています。「19.9 ログ情報の採取(ロギング支援)」を参照してください。

ログ情報の利用

UNIX版XMAP3では,COBOL2002でCALL文を利用しているAP,またはC言語のAPで,画面表示または帳票印刷の実行時に何らかのトラブルが発生した場合,AP中でXMAP3のリターンコードを表示するようなトラブルシュート機能を備えていないときには,ログ情報を利用できます。ログファイルの生成については,「10.2.11 ログファイルの出力と出力先の指定(UNIX)」を参照してください。ログ情報の利用については,「19.10 ログ情報の利用(UNIX)」を参照してください。