10.1.2 メッセージの出力形式
メッセージの出力形式を,出力先別に説明します。
(1) 出力先が標準エラー出力,syslogファイル又はイベントログの場合
Datareplicatorが出力するメッセージの形式を次に示します。
KFRBnnnnn - T XX YY (ZZ...ZZ)MM...MM
- KFRBnnnnn - T
-
メッセージID(英数字11文字)
- XX
-
抽出側Datareplicator識別子 又は反映側Datareplicator識別子(2けたの16進文字)
ただし,次の状態のときには,抽出側Datareplicator識別子及び反映側Datareplicator識別子を表示できません。このため,識別子の代わりに「..」を表示します。
-
コマンドからのエラー出力
-
共用メモリアタッチ以前のエラー出力
-
メッセージファイルオープン以前のエラー出力
-
- YY
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データ連動識別子(2けたの16進文字)
ただし,次の状態のときには,データ連動識別子を表示できません。このため,データ連動識別子の代わりに「..」を表示します。
-
コマンドからのエラー出力
-
共用メモリアタッチ以前のエラー出力
-
メッセージファイルオープン以前のエラー出力
-
データ連動識別子の単位に依存しない処理でのエラー出力
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- ZZ...ZZ
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メッセージ出力プロセス名,及び反映グループ名
反映グループ名は,反映プロセス以降の処理でのエラー出力の場合だけ表示します。
- MM...MM
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メッセージテキスト(最大242けた)
(2) 出力先がエラー情報ファイルの場合
Datareplicatorでは,システム内で発生したエラーのログをエラー情報ファイルの中に蓄積します。抽出側Datareplicatorのエラー情報ファイルの出力形式と運用方法については,「6.4.2 抽出側Datareplicatorで使うファイルの運用」を参照してください。反映側Datareplicatorのエラー情報ファイルの出力形式と運用方法については,「6.7.2 反映側Datareplicatorで使うファイルの運用」を参照してください。