3.8.3 二重化する場合の注意事項
- 〈この項の構成〉
(1) 系切り替え機能を使用している場合
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Datareplicator初期化後,対応する待機系サーバのDatareplicatorの運用ディレクトリに,二重化制御ファイルをコピーしてください。ただし,次の場合はコピーする必要はありません。
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HiRDB/パラレルサーバで相互系切り替え構成の場合に,待機系のホストに実行系のBESがあるとき
実行系のBESがあるところに自動的に二重化制御ファイルが作成されます。
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2回目以降の系切り替えで,かつ二重化制御ファイルの内容に一切変更がないとき
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拡張子が「.mf」のファイルは待機系にコピーする必要はありません。拡張子が「.mf」のファイルは,ファイルを二重化する場合に,Datareplicatorが自動生成するワークファイルです。Datareplicatorの稼働中には削除しないでください。
(2) ファイル障害が発生した場合
二重化しているファイルに障害が発生した場合,ファイルの回復作業が必要になります。詳細については,「9.1.6 ファイルの二重化運用時のファイル障害への対処」を参照してください。