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HiRDB データ連動機能 HiRDB Datareplicator Version 10


1.4.4 BLOB型とBINARY型を使った表のデータ連動

Datareplicatorでは,BLOB型とBINARY型をデータ連動できますが,規則があります。BLOB型とBINARY型の規則について説明します。

〈この項の構成〉

(1) BLOB型の規則

BLOB型の列をデータ連動する場合の規則を次に示します。

(2) BINARY型の規則

BINARY型の列をデータ連動する場合の規則を次に示します。

(3) BLOB型とBINARY型の後方削除更新について

HiRDBのシステム共通定義のpd_rpl_func_controlオペランドにBACKWARD_CUTOFF_UPDATEを指定すると,BLOB型とBINARY型を後方削除更新できます。BLOB型とBINARY型の後方削除更新の詳細については,マニュアル「HiRDB UAP開発ガイド」を参照してください。

なお,BLOB型又はBINARY型の後方削除更新のデータ連動には,次に示す制限があります。

pd_rpl_func_controlオペランドの指定に関する注意

BLOB型又はBINARY型を後方削除更新しない場合は,HiRDBのシステム共通定義のpd_rpl_func_controlオペランドにBACKWARD_CUTOFF_UPDATEを指定しないでください。

また,pd_rpl_func_controlオペランドのBACKWARD_CUTOFF_UPDATEの指定を変更する場合は,変更する前にすべての更新ログが反映し終わっているかどうかを確認してください。反映されていない更新ログがある状態でpd_rpl_func_controlオペランドを変更すると,抽出側DBと反映側DBでSQLの実行数が一致しないなどの問題が発生します。