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ノンストップデータベース HiRDB Version 10 コマンドリファレンス(Windows(R)用)


19.2.8 最新の状態以外に回復する場合

障害が発生したRDエリアを最新の状態に回復する場合は,そのRDエリアだけが回復の対象になります。しかし,最新の状態以外(バックアップ取得時点又は任意の同期点)に回復する場合は,障害が発生したRDエリアだけではなく,関連するRDエリアも一緒に回復する必要があります。

例えば,表格納RDエリアに障害が発生し,インデクス格納RDエリアは正常の場合,表格納RDエリアだけをバックアップ取得時点に戻すと,表データはバックアップ取得時点に戻り,インデクスデータは最新の状態となり,両者が不一致な状態になります。そのため,インデクス格納RDエリアも表格納RDエリアと一緒にバックアップ取得時点に回復する必要があります。

ポイント

関連するRDエリアは,まとめてバックアップ及び回復を行うことで,運用を容易にするとともに,運用ミスによる回復漏れを防止できます。ここでいう「関連するRDエリア」とは,データの整合性を維持するために,同時にバックアップする必要があるRDエリアを指します。

  • 表を格納するRDエリアと,その表に定義されたインデクスを格納するRDエリア

  • 表を横分割している場合,その表のデータを格納するすべてのRDエリア

  • 表を格納するRDエリアと,該当表にBLOB列がある場合のユーザLOB用RDエリア

上記に加え,参照制約やアプリケーション上のデータ依存関係など,ユーザデータ間の関連も合わせて考慮することを推奨します。

次のように,データ整合性に影響がない場合は,意図的に一部のRDエリアだけを回復しても問題ありません。

  • 表だけを回復し,インデクスを再作成する場合

  • 表がキーレンジで横分割されており,一部のデータだけを回復しても業務上問題がない場合

データの整合性を守る必要があるRDエリア(関連するRDエリア)については,マニュアル「HiRDB システム運用ガイド」の「同時にバックアップを取得する必要があるRDエリア」を参照してください。



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