2.8 ファイルセキュリティ強化機能
ファイルセキュリティ強化機能とは,HiRDBが使用・作成するディレクトリ・ファイルなどのOS資源に対してアクセス権を設定する機能です。
ファイルセキュリティ強化機能を有効にすると,次に示す設定ができるようになります。
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HiRDBがファイルやディレクトリを作成する際,アクセス権を上位ディレクトリから継承するようにします。
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HiRDB運用ディレクトリ下のファイルに対するアクセスを,HiRDB管理者及びHiRDBグループだけに許可するように設定します。
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HiRDBサービスのログオンアカウントとしてHiRDB管理者を自動的に設定し,必要なユーザ権利を付与※します。
なお,ファイルセキュリティ強化機能を使用しない場合,HiRDBが作成するファイル及びディレクトリのアクセス権は,Everyoneフルコントロールになります。
- 注※
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付与するユーザ権利については,「HiRDB管理者の登録」を参照してください。