2.1.2 HiRDB管理者の登録
Windowsのシステム管理者(Administrators権限を持つユーザ)をHiRDB管理者としてください。HiRDB/パラレルサーバの場合,又はIPアドレスを引き継がない系切り替え機能を使用する場合は各サーバマシンを同じシステム管理者にしてください。
HiRDB管理者の登録は,プライマリ・ドメインコントローラ上の[管理ツール]−[ドメインユーザーマネージャ],又は各マシンの[管理ツール]−[ユーザーマネージャ]で行います。
なお,HiRDBの予約語は認可識別子として使用しないでください。予約語については,次に示すマニュアルを参照してください。
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「HiRDB Version 9 UAP開発ガイド」
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「HiRDB Version 9 SQLリファレンス」
HiRDB/パラレルサーバの場合,又は系切り替え機能を使用する場合は,HiRDB管理者をHiRDBサービスのログオンアカウントとして設定する必要があります。HiRDBサービスのログオンアカウントを,OS標準のローカルシステムアカウントからHiRDB管理者に変更する場合,次に示すユーザ権利※1の付与が必要となります。なお,ファイルセキュリティ強化機能を使用する場合,又はインストール時にHiRDB管理者を登録する場合※2はHiRDBが自動で付与するため,手動での付与は必要ありません。
ユーザ権利 |
説明 |
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サービスとしてログオン |
HiRDB管理者をHiRDBサービスのログオンアカウントとして設定する際に必要となる権利です。サービスのプロパティから手動で設定する場合は,OSが自動的に付与しています。 |
メモリ内のページのロック |
HiRDB管理者をHiRDBサービスのログオンアカウントに設定し、かつ共用メモリのページ固定機能を使用する場合に必要となる権利です。HiRDBサービスのログオンアカウントをローカルシステムアカウントとした場合は,標準で付与されています。 共用メモリのページ固定機能を使用しない場合には,削除しても問題ありません。 |
- 注※1
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[ローカルセキュリティポリシー]の[ユーザー権利の割り当て]で設定できる項目です。
- 注※2
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インストール時の[セキュリティオプションの設定-2]画面で[HiRDB管理者を登録する]を選択した場合を示します。
HiRDBサービスのログオンアカウント設定については,マニュアル「HiRDB Version 9 システム運用ガイド」の「HiRDB開始時の注意事項」及び「系切り替え機能の運用」を参照してください。
ファイルセキュリティ強化機能の詳細は,「ファイルセキュリティ強化機能」を参照してください。
共用メモリのページ固定機能については,HiRDB/シングルサーバの場合は「共用メモリのページ固定」を,HiRDB/パラレルサーバの場合は「共用メモリのページ固定」を参照してください。