6.1.3 手順ファイルの参照
手順ファイルに登録した値を参照しながら処理を実行します。また,設定した値を変更して処理を実行することもできます。変更後,同じ手順ファイルに登録すれば,変更後の情報に置き換わります(登録しなければ置き換わりません)。
参照した手順ファイルは,[参照履歴(O)]メニューで表示できるので,そこから選択して実行することもできます。参照履歴で表示される内容を削除したい場合は,[手順(B)]−[履歴削除(A)]を実行してください。
- 〈この項の構成〉
(1) 最初に参照するダイアログボックス
手順ファイルを参照すると設定した内容によって,[DBPARTNER2]ウィンドウ,[表定義]ダイアログボックス,[表削除]ダイアログボックス,又は[SQL入力]ダイアログボックスが表示されます。
(2) 変更できる手順ファイルの内容
手順ファイルを参照するときに,設定内容を変更できます。変更できる設定内容を表6-4に示します。
(3) 操作
[DBPARTNER2]ウィンドウの[手順(B)]−[参照(R)]メニューを選んで,[手順ファイルの参照]ダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで手順ファイルの値を参照しながら処理を実行します。
(a) ファイル名の選択
参照するファイル名をファイル名の一覧から選択してください。一覧中のファイル名をダブルクリックすると,手順ファイルの内容を表示した[DBPARTNER2]ウィンドウ,[表定義]ダイアログボックス,又は[表削除]ダイアログボックスを呼び出し,[手順ファイルの参照]ダイアログボックスが閉じます。
(b) フォルダの選択
フォルダの一覧から選択してください。フォルダを選択しないと,表示されている,インストール時に設定した手順ファイルの格納先フォルダになります。
(c) ドライブの選択
ドライブの一覧から選択してください。ドライブを選択しないと,表示されている,インストール時に設定した手順ファイルの格納先のドライブになります。
(d) 入力例
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[DBPARTNER2]ウィンドウの[手順(B)]−[参照(R)...]メニューを選びます。
以前,参照した手順ファイルを参照する場合は[参照履歴(O)]メニューを選んで,手順ファイルを選択してください。
[手順ファイルの参照]ダイアログボックスが表示されます。
ファイル名,ファイルの種類,フォルダ,及びドライブを選択します。
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[OK]ボタンをクリックします。
[手順ファイルの参照]ダイアログボックスが閉じます。
ユーザIDとパスワードの入力が必要な場合は,キーボードから入力してください。
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[DBPARTNER2]ウィンドウが表示されるので,内容を変更したい場合は,対応するダイアログボックスを開いてください。
例えば条件式を変更する場合,[条件設定(C)...]ボタンをクリックして[条件設定]ダイアログボックスを開き,条件式を変更し直してください。
変更した条件をすべて削除して初期状態に戻したい場合は,[抽出(S)]−[列情報の最新(N)]メニューを選択すると最新の列情報を取得できます。
参照:「4.1.4 最新列情報の取得」
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[抽出]ボタンをクリックします。
手順ファイルに登録された値(一部変更した場合は変更した値)でデータを抽出します。処理が正常に終了すると,[DBPARTNER2]ウィンドウに戻ります。
変更した値で手順ファイルに再登録したい場合は,「6.1.1 手順ファイルの登録」を参照してください。