1.3.4 表の定義
クライアントPCからサーバのデータベースに,表を定義できます。DBPARTNER2のGUI画面から必要な情報を入力するだけで表を定義できるので,SQLを使う必要がありません。また,既に定義した表を編集したり削除したりできます。表を定義する方法については,「9. 定義([定義]メニュー)」を参照してください。
DBPARTNER2からの表定義の概要を図1-8に示します。
- 〈この項の構成〉
(2) 定義した表に対する詳細情報の定義
定義した表には,その表に対する詳細情報を定義できます。定義できる詳細情報を次に示します。
(a) 列注釈の定義とNULL値禁止の指定
定義したそれぞれの列に,注釈を定義できます。さらに,定義した列にNULL値が指定されるのを禁止できます。列注釈とNULL値の禁止は[列詳細定義]ダイアログボックスで定義します。列注釈の定義とNULL値の禁止については,「9.2.3 列詳細定義」を参照してください。
(b) 表を格納する領域の指定
HiRDBに定義した表は,RDエリアへ格納されます。DBPARTNER2からは,定義した表を格納するRDエリアを指定できます。また,任意の列をキーにして表の行データを分割して,複数のRDエリアに格納することもできます。表を格納するRDエリアと表の格納条件は[格納領域設定]ダイアログボックスで定義します。また,ORACLEに定義した表は,テーブルスペースへ格納されます。DBPARTNER2からは,定義した表を格納するテーブルスペースを指定できます。
表を格納する領域の指定については,「9.2.4 格納領域設定」を参照してください。
(c) インデクスの定義
定義した表に対してインデクスを定義できます。インデクスの定義については,「9.2.5 インデクス定義」を参照してください。