スケーラブルデータベースサーバ HiRDB ファーストステップガイド(Windows(R)用)

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2.3.3 定義ファイルを変更したい場合

簡易セットアップツールを使ったセットアップで,定義ファイルを変更する手順について説明します。以降の演習では,定義ファイルを変更しないでセットアップした場合を仮定して話を進めますので,読みながら演習を実施したい方は,定義ファイルを変更しないでください。

ここでは,「2.3.1 作成する環境」で説明した自動ログアンロード機能を使えるようにするための定義変更を例に説明します。

自動ログアンロード機能を使えるようにするためには,シングルサーバ定義に次の設定が必要です。

「pd_log_auto_unload_path」にはデフォルトの値が設定されているのでそのまま利用することにして,「pd_log_unload_check」の設定を変えます。設定を変更する手順を次に示します。

<この項の構成>
(1) シングルサーバ定義を表示する
(2) シングルサーバ定義を変更する−その1
(3) シングルサーバ定義を変更する−その2
(4) 定義が正しく変更されているか確認する
(5) システム定義をチェックする
(6) システム定義チェックを確認する
(7) 定義ファイルの変更を終了する

(1) シングルサーバ定義を表示する

(4)までと同じ操作を実施してください。

(2) シングルサーバ定義を変更する−その1

シングルサーバ定義の内容が表示されます。「pd_log_unload_check」を選択してから,[編集]−[編集]−[オペランド]を選択してください。

[図データ]

(3) シングルサーバ定義を変更する−その2

【オペランド値編集(単一選択)】の内容が表示されます。値を次のように指定して,「OK」ボタンをクリックしてください。

値:Y

[図データ]

(4) 定義が正しく変更されているか確認する

シングルサーバ定義の内容が表示されます。「pd_log_unload_check」の値が「Y」になっていることを確認してください。

[図データ]

(5) システム定義をチェックする

変更した結果,システム定義に矛盾が発生していないか確認します。[ファイル]−[システム定義のチェック]を選択してください。

[図データ]

(6) システム定義チェックを確認する

システム定義チェックの結果が表示されます。エラーが出力されていないことを確認して,「閉じる」ボタンをクリックしてください。エラーが出力された場合は,メッセージを基にシステム定義を見直してください。

[図データ]

(7) 定義ファイルの変更を終了する

定義ファイルの変更を終了します。[ファイル]−[終了]を選択してください。

[図データ]