5.4.3 ファイルの削除
エージェント登録情報,エージェント実行情報,及びエージェント実行結果格納ファイルを削除する時の注意事項について説明します。
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各OSの機能を使用して削除してください。
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削除前に必ず,ファイル名,及びエージェント実行情報(実行状態,実行日,実行ユーザIDなど)を,次の方法で確認してください。
- UNIXの場合
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dabagtexeinfoコマンドで情報を確認できます。dabagtexeinfoコマンドについては,「3.8.4 エージェント実行情報の表示」を参照してください。
- Windowsの場合
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エージェント情報表示ユティリティを起動して情報を確認できます。エージェント情報表示ユティリティについては,「4.9.3(2) エージェント実行一覧ユティリティの実行」を参照してください。
(1) エージェント登録情報ファイルの削除
クライアントからエージェント登録情報を削除します。クライアントからエージェント登録情報(ファイル)を削除できない場合は,システム管理者がサーバ上でエージェント登録情報ファイル(REGaa…aa)を削除してください。
(2) エージェント実行情報ファイルの削除
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クライアントからエージェント実行情報を削除します。クライアントからエージェント実行情報(ファイル)が削除できない場合は,システム管理者がサーバ上でファイルを削除してください。
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必ず実行終了状態のファイルを削除してください。誤って実行中のファイルを削除した場合は,DABrokerの動作を保証しませんので御注意ください。
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エージェント実行情報ファイルを削除するときは,対応するエージェント実行結果格納ファイルも削除してください。対応するエージェント実行結果格納ファイルとは,エージェント実行情報ファイル(EXEbb…bb.AGT)のファイル名称に付いているエージェント実行名(bb…bb)と同じエージェント実行名が付いたファイル(RESbb…bb.AGT)です。
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エージェント実行情報ファイルを削除することで,実行予約を設定したエージェントタイマー監視を,サーバで強制的にキャンセルできます。
エージェントの実行予約時間が近づいている場合は,ファイルの削除中にエージェントが実行状態に移行することもあるため,エージェント実行情報ファイルを削除しないでください。
エージェントタイマー監視のキャンセルについては,「6.2.2 エージェントタイマー監視」を参照してください。