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DABroker


3.6.3 接続先データベース定義ファイルの作成例

〈この項の構成〉

(1) HiRDBとXDM/RDの場合の指定例

HiRDB及びVOS3 XDM/RDを使用する場合の指定例を次に示します。使用するHiRDBには2種類あり,次のような指定値を使用します。また,ここでは,DBTIMER,PASSWDの指定を省略しています。

(指定値)
  • HiRDBのデータベース種別名:DBDEF_HIR1

    ・一つ目のHiRDBのデータベース名:CNDEF_HIRSV1

    ・二つ目のHiRDBのデータベース名:CNDEF_HIRSV2

  • RDA Link for Gatewayのデータベース種別名:DBDEF_RDALINK

    ・VOS3 XDM/RDのデータベース名:CNDEF_XDM

(作成例)

[図データ]

(2) 同時に接続できない例

接続先データベース定義ファイル内で複数定義したデータベース種別名がユニークでも,実際のデータベース種別が同じ場合,同じプログラムから同時に接続できません。

次のような例では,HiRDB1とHiRDB2の両方を同時に接続できません。HiRDB1とORACLE1,又はHiRDB1のTable1とTable2は同時に接続できます。

HiRDB1{
         DBTYPE=HIRDB
         Table1{
                  DBHOST='ITEMS'
                  DBNAME='22200'
         }
         Table2{
                  DBHOST='STOCK'
                  DBNAME='22200'
         }
}
HiRDB2{
         DBTYPE=HIRDB
         database2{
                  DBHOST='EMPLOYEE'
                  DBNAME='22200'
         }
}
ORACLE1{
         DBTYPE=ORACLE7
         DB1{
                  DBHOST='CUSTOMERS'
         }
}