ここでは，High-end OptionとEDMLoadコマンドの関係について説明します。

High-end OptionおよびEDMLoadコマンドのオプションとEDMLoadの動作の関係を次に示します。なお，High-end Optionと同時実行機能との関係については，「付録F　同時実行機能の実行環境と運用上の注意事項」を参照してください。

表E-1　High-end OptionとEDMLoadコマンドの関係

EDMLoadコマンドのオプション	High-end Option
	未インストール	インストール済み
"-S"を指定しない	単一実行	並列実行
"-S"を指定する	エラー※	単一実行

注※

コマンド形式が誤っているため実行できません。

High-end Optionをインストールした環境で単一実行をさせる場合，EDMLoadコマンドに"-S"オプションを指定して実行してください。一つだけのオブジェクトローダを実行する場合，"-S"オプションを指定して単一実行にした方が，登録時間を短縮できます。

オブジェクトローダの並列実行をしているときに，"-S"を指定したEDMLoadコマンドを実行すると，"-S"を指定したEDMLoadコマンドの処理が終了するまで単一実行になります。"-S"を指定したEDMLoadコマンドの処理の終了後は，並列実行になります。