uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3

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付録F 同時実行機能の実行環境と運用上の注意事項

ここでは,DocumentBrokerサーバとオブジェクトローダを同時に実行できる同時実行機能を使用する場合の実行環境および運用上の注意事項について説明します。同時実行機能を使用してEDMLoadコマンドを実行することを同時実行モード,同時実行機能を使用しないでEDMLoadコマンドを実行することを非同時実行モードといいます。

<この節の構成>
(1) 実行環境
(2) 運用上の注意事項

(1) 実行環境

同時実行機能を使用できるのは,"-M"オプションを指定した場合です。

実行環境によるEDMLoadコマンドの動作の違いを次に示します。

表F-1 実行環境によるEDMLoadコマンドの動作の違い

High-end Option コマンドのオプション サーバの状態
停止中 起動中
未インストール "-M"を指定する 同時実行 同時実行
"-M"を指定しない 非同時実行 エラー
インストール済み "-M"を指定する 同時実行 同時実行
"-S"を指定する 非同時実行 エラー
"-M"および"-S"を指定しない 非同時実行 エラー

(2) 運用上の注意事項

同時実行機能を使用するときの注意事項について次に示します。