uCosminexus DocumentBroker Object Loader Version 3
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オブジェクトローダは,制御ファイル,定義ファイルおよび入力データファイルを基に,DocumentBrokerで扱うオブジェクトをデータベースに登録します。実行時には,エラー情報やトレース情報も取得します。
オブジェクトローダは,DocumentBrokerの次に示すクラスに対するインスタンスのデータベースへの入力を対象とします。
なお,登録対象のクラスおよびコマンド一覧については,「付録A 作成コマンドと対象テーブルの関連」を参照してください。
文書(DocVersionオブジェクト)と文書をコンテナ(Containerオブジェクト)に関連づけるための関連オブジェクト(DirectContainmentRelationshipオブジェクトおよびReferentialContainmentRelationshipオブジェクト)を登録できます。
バージョン付き文書(バージョンを取得するDocVersionオブジェクトとバージョンを管理するのに必要なConfigurationHistoryオブジェクト,VersionSeriesオブジェクトおよびVersionDescriptionオブジェクト)を登録できます。
また,文書をコンテナ(Containerオブジェクト)に関連づけるための関連オブジェクト(DirectContainmentRelationshipオブジェクトおよびReferentialContainmentRelationshipオブジェクト)を登録できます。
コンテナ(Containerオブジェクト)を登録できます。
また,コンテナ間の関連を示す関連オブジェクト(DirectContainmentRelationshipオブジェクトおよびReferentialContainmentRelationshipオブジェクト)を登録できます。
独立永続化クラス(edmClass_IndependentPersistenceクラス)のインスタンスとして生成するオブジェクトを登録できます。
可変長配列(edmClass_Structクラス)のサブクラスのインスタンスとして生成するオブジェクト(基本単位がVariableArray型のプロパティから参照されるオブジェクト)を登録できます。
登録方法については,VariableArray型プロパティの要素をHiRDBの別表に格納する場合は,「4.5.3 記述するコマンドの一覧」の「表4-11 コマンド一覧」,および「4.5.5(2) 作成コマンドとプロパティの関係」の「表4-14 作成コマンドと指定するプロパティの関係」を参照してください。HiRDBの繰り返しデータ(HiRDB Array列)に格納する場合は,「4.5.5(7)(d) 繰り返しデータ(HiRDB Array列)の指定」を参照してください。
DocumentBrokerオブジェクトに付与するアクセス制御情報データを登録できます。登録できるアクセス制御情報は,アクセス制御フラグ(ACFlag)およびアクセス制御リスト(ローカルACL,パブリックACL)です。アクセス制御リストのセキュリティACLは登録できません。
マルチレンディション文書(文書およびバージョン付き文書)を登録できます。
構成管理コンテナ(ContainerVersionオブジェクト),構成管理コンテナと構成要素を関連づけるための関連オブジェクト(VersionTraceableContainmentRelationshipオブジェクト)および構成要素のオブジェクト(VersionTracedDocVersionオブジェクトおよびVersionTracedComponentDocVersionオブジェクト)を登録できます。
XML文書(文書およびバージョン付き文書)を登録できます。
複数のファイルから構成される一つの文書を登録できます。この文書をマルチファイル文書といいます。マルチファイル文書を使用すると,複数のファイルをまとめて管理できます。
文書の実体であるコンテントをファイルシステムの任意のディレクトリに格納し,文書のプロパティとコンテントの格納先の情報(コンテントロケーション)をデータベースに登録して管理する文書を登録できます。この文書をリファレンスファイル文書といいます。リファレンスファイル文書を使用すると,コンテントの格納先を移行する場合などは,データベースに影響しないで,コンテント格納先ベースパスを変更するだけで,コンテントの格納領域を変更できます。また,コンテントをデータベースに格納しないため,データベースの容量を削減できます。
オブジェクトローダは,DocumentBrokerサーバと同時に実行できます。これを同時実行機能と呼びます。以降,オブジェクトローダの実行時にDocumentBrokerサーバが起動している状態を同時実行モード,DocumentBrokerサーバが停止している状態を非同時実行モードと呼びます。なお,同時実行モードと非同時実行モードの詳細については,「付録F 同時実行機能の実行環境と運用上の注意事項」を参照してください。
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