JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド
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共有ディスク上に作成した共有データフォルダのパスを変更する手順を次に示します。この操作は,すべて実行系サーバで実施します。
- 注意
- 共有ディスク上に作成した共有データフォルダのパスを変更する場合,あらかじめ変更前の共有データフォルダに格納されているファイルを,変更後の共有データフォルダに同じフォルダ構成でコピーしておいてください。
- 共有ディスク上に作成した共有データフォルダは,共有ディスクとして登録した物理ディスクリソースの所有者からだけアクセスできます。また,共有ディスクリソースがオンラインとなっている場合だけ,アクセスできます。
共有ディスクリソースの所有者を調べるには,クラスタアドミニストレータを起動して,クラスタグループを選択し,左ペインにある共有ディスクの所有者を確認してください。Windows Server 2008の場合は,フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスタマネージャーを起動して,クラスタの下の「サービスとアプリケーション」からクラスタ名を選択して,現在の所有者を確認してください。Windows Server 2012の場合は,フェールオーバークラスタマネージャーを起動して,クラスタ名を選択し,現在の所有者を確認してください。
- 実行系サーバのマシンにログインする
- クラスタアドミニストレータを起動する
Windows Server 2008の場合は,フェールオーバークラスタ管理またはフェールオーバークラスタマネージャーを起動してください。Windows Server 2012の場合は,フェールオーバークラスタマネージャーを起動してください。
- 共有ディスクが登録されているクラスタグループを選択し,物理ディスクリソースについて次のことを確認する
- 物理ディスクリソースの所有者が実行系のノードになっていること
- 物理ディスクリソースがオンラインになっていること
Windows Server 2008の場合は,クラスタの下の「サービスとアプリケーション」からクラスタ名を選択し,右ペインで次のことを確認してください。
- 現在の所有者が実行系のノードになっている
- 共有ディスクがオンラインになっている
オフラインになっている場合は,オンラインにします。
Windows Server 2012の場合は,クラスタ名を選択し,右ペインのクラスタ名のプロパティから[詳細なポリシー]タブで次のことを確認してください。
また,クラスタの下の[記憶域]−[ディスク]で次のことを確認してください。
- 共有ディスクがオンラインになっている
オフラインになっている場合は,オンラインにします。
- 環境設定ユティリティを起動する
環境設定ユティリティの起動方法については,「4.5.1 環境設定ユティリティの起動」を参照してください。
- [マネージャサービス]タブを選択し,[詳細設定]ボタンをクリックする
- [クラスタ設定]タブを選択する
- [フォルダパスを下記に変更する]チェックボックスをONにし,変更後の共有データフォルダのパスを指定する
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- 環境設定ユティリティを終了する
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