JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

4.8.2 Linuxでのファイアウォールの例外登録

管理対象のLinuxサーバに対して,Agentで使用するポートを開放してください。

開放するポート番号を次の表に示します。各ポート番号の意味については,「付録G ポート番号一覧」を参照してください。

表4-2 開放するポート番号

項番 プロトコル ポート番号
1 TCP 20075
2 TCP 20076
3 TCP 22311

注※
管理対象サーバがHA8000シリーズの場合に開放します。

ここでは,ファイアウォールの設定ファイル(/etc/sysconfig/iptables)を編集してポートを開放する場合を例に,手順を説明します。

  1. ファイアウォールの設定ファイル(/etc/sysconfig/iptables)をエディタなどで開く
  2. 「--reject-with icmp-host-prohibited」の行の前に次の行を登録する
    -A RH-Firewall-1-INPUT -m state --state NEW -m tcp -p tcp --dport ***** -j ACCEPT
    注意
    ・「-A RH-Firewall-1-INPUT」から「-j ACCEPT」までは1行につなげて入力してください。
    ・「*****」部分には,開放するポート番号を入力してください。
    ・この設定はポート番号ごとに入力してください。
  3. ファイアウォールの設定ファイルを上書き保存する
  4. サービスを再起動する
    コンソール上で次のコマンドを実行してください。
    # /etc/rc.d/init.d/iptables restart