JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

4.8.1 Windowsでのファイアウォールの例外登録

Windowsファイアウォールの例外に登録する手順を次に示します。なお,仮想化プラットフォームのサーバを管理する場合に必要な設定については,仮想化プラットフォームのヘルプを参照してください。

<この項の構成>
(1) 例外登録するファイル
(2) Windows Server 2003の場合
(3) Windows VistaまたはWindows 7の場合
(4) Windows Server 2008の場合
(5) Windows Server 2008 R2の場合
(6) Windows Server 2012またはWindows 8の場合

(1) 例外登録するファイル

Windowsファイアウォールの例外に登録するファイルは,使用するプログラムまたはコンポーネントで異なります。例外登録をするファイル名を次の表に示します。

表4-1 例外登録をするファイル名

項番 使用する
プログラム
使用するコンポーネント 例外登録をするファイル名
1 BSM コンソールサービス <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\Console.exe
2 <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\scbsmcmd.exe
3 マネージャサービス <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\MgrSvc.exe
4 Webコンソールサービス <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\SmGwSvc.exe
5 Agent エージェントサービス <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\SmAgent.exe※1
6 <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\AgtSvc.exe※2
7 ローカルコンソールサービス <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\LcMgr.exe
8 <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\LcCons.exe
9 BSMまたはAgent アラートアクションサービス <ServerConductorのインストール先フォルダ>\Program\SmAltAct.exe

注※1
管理対象サーバがBladeSymphonyの場合に登録します。

注※2
管理対象サーバがHA8000の場合に登録します。

ファイアウォールの例外登録の手順を次に示します。

(2) Windows Server 2003の場合

  1. [コントロールパネル]から[Windowsファイアウォール]を選択する
    [Windowsファイアウォール]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [例外]タブを選択する
  3. [プログラムの追加]ボタンをクリックする
    [プログラムの追加]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [参照]ボタンをクリックする
  5. Windowsファイアウォールの例外に登録するプログラムファイルを選択する
    登録するプログラムファイル名については,「(1) 例外登録するファイル」を参照してください。
    Windowsファイアウォールの例外に登録されると,[Windowsファイアウォール]ダイアログボックスにプログラムファイル名またはプログラム名が表示されます。
  6. [OK]ボタンをクリックする

(3) Windows VistaまたはWindows 7の場合

  1. [コントロールパネル]の[Windowsファイアウォール]を選択する
    [ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示されることがあります。
  2. [許可]を選択する
    [Windowsファイアウォール]ダイアログボックスが表示されます。
  3. [Windowsファイアウォールによるプログラムの許可]を選択する
  4. [例外]タブを選択する
  5. [プログラムの追加]ボタンをクリックする
    [プログラムの追加]ダイアログボックスが表示されます。
  6. [参照]ボタンをクリックする
  7. Windowsファイアウォールの例外に登録するプログラムファイルを選択する
    登録するプログラムファイル名については,「(1) 例外登録するファイル」を参照してください。
    Windowsファイアウォールの例外に登録されると,[Windowsファイアウォール]ダイアログボックスにプログラムファイル名またはプログラム名が表示されます。
  8. [OK]ボタンをクリックする

(4) Windows Server 2008の場合

  1. [コントロールパネル]の[Windowsファイアウォール]を選択する
    [Windowsファイアウォール]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [Windowsファイアウォールによるプログラムの許可]を選択する
    [Windowsファイアウォールの設定]ダイアログボックスが表示されます。
    [Windowsファイアウォールの設定]ダイアログボックスが表示される前に[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は,[続行]を選択してください。
  3. [例外]タブを選択する
  4. [プログラムの追加]ボタンをクリックする
    [プログラムの追加]ダイアログボックスが表示されます。
  5. [参照]ボタンをクリックする
  6. Windowsファイアウォールの例外に登録するプログラムファイルを選択する
    登録するプログラムファイル名については,「(1) 例外登録するファイル」を参照してください。
    Windowsファイアウォールの例外に登録されると,[Windowsファイアウォールの設定]ダイアログボックスの[例外]タブにプログラムファイル名またはプログラム名が表示されます。
  7. [OK]ボタンをクリックする

(5) Windows Server 2008 R2の場合

  1. [コントロールパネル]の[Windowsファイアウォール]を選択する
    [Windowsファイアウォール]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [Windowsファイアウォールを介したプログラムまたは機能を許可する]を選択する
    [許可されたプログラム]ダイアログボックスが表示されます。
    [許可されたプログラム]ダイアログボックスが表示される前に[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は,[続行]を選択してください。
  3. [別のプログラムの許可]ボタンをクリックする
    [プログラムの追加]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [参照]ボタンをクリックする
  5. Windowsファイアウォール経由の通信を許可するプログラムファイルを選択する
    登録するプログラムファイル名については,「(1) 例外登録するファイル」を参照してください。
    プログラムファイルを選択して[開く]ボタンをクリックすると,[プログラムの追加]ダイアログボックスにプログラム名が表示されます。表示されたプログラム名を選択し,[追加]ボタンをクリックすると,[許可されたプログラム]ダイアログボックスにプログラム名が表示されます。
  6. [OK]ボタンをクリックする

(6) Windows Server 2012またはWindows 8の場合

  1. [コントロールパネル]の[Windowsファイアウォール]を選択する
    [Windowsファイアウォール]ダイアログボックスが表示されます。
  2. [Windowsファイアウォールを介したアプリまたは機能を許可]を選択する
    [許可されたアプリ]ダイアログボックスが表示されます。
    [許可されたアプリ]ダイアログボックスが表示される前に[ユーザーアカウント制御]ダイアログボックスが表示された場合は,[続行]を選択してください。
  3. [別のアプリの許可]ボタンをクリックする
    [アプリの追加]ダイアログボックスが表示されます。
  4. [参照]ボタンをクリックする
  5. Windowsファイアウォール経由の通信を許可するプログラムファイルを選択する
    登録するプログラムファイル名については,「(1) 例外登録するファイル」を参照してください。
    プログラムファイルを選択して[開く]ボタンをクリックすると,[アプリの追加]ダイアログボックスにプログラム名が表示されます。表示されたプログラム名を選択し,[追加]ボタンをクリックすると,[許可されたアプリ]ダイアログボックスにプログラム名が表示されます。
  6. [OK]ボタンをクリックする