JP1/ServerConductor/Blade Server Manager系 設計・構築ガイド

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4.3.3　Advanced Agentのインストール

Advanced Agentが持つ各サービスを，管理対象サーバにインストールする手順を次に示します。

注意
インストール手順に記述している「\Disk1\setup.exe」実行時のパスは，インストール時に使用するメディアによって格納先が異なります。
＜Advanced Agentの格納先＞
  • Advanced AgentのインストールCD-ROM（ハードウェア添付品を含む）を使用する場合
    「＜CD-ROMドライブ＞:」または「＜CD-ROMドライブ＞:\AdvAgent」
    「＜CD-ROMドライブ＞:\AdvAgent」は，ハードウェアに添付されているメディアからAdvanced Agentをセットアップする場合のパスです。
  • Hitachi Server Navigator（ハードウェア添付品）を使用する場合
    「＜DVD-ROMドライブ＞:\WinSrv2008\Utility\JP1SCADV\JP1SCADV_01」
    上記のパスとは異なることがあります。その場合は，DVD-ROMに格納されているSupport.htmlを参照してAgentの格納先を確認してください。
  • SystemInstaller（ハードウェア添付品）を使用する場合
    「＜DVD-ROMドライブ＞:\COMMON\UTILITY\JP1SCAdv」
＜この項の構成＞
(1)　32bit Windows Server 2003，64bit Windows Server 2003，32bit Windows Server 2008，64bit Windows Server 2008，およびWindows Server 2012の場合
(2)　Windows Server 2003（IPF）およびWindows Server 2008（IPF）の場合

(1)　32bit Windows Server 2003，64bit Windows Server 2003，32bit Windows Server 2008，64bit Windows Server 2008，およびWindows Server 2012の場合

(a)　インストール手順（新規インストールの場合）

新規インストールの場合のインストール手順を次に示します。

  1. Advanced AgentをインストールするマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
  2. Advanced Agentのインストールメディアをセットする
  3. 「＜Advanced Agentの格納先＞\Disk1\setup.exe」を実行する
    表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
  4. ［ユーザの情報］画面でユーザ情報を入力する
    Advanced Agentを使用するユーザの名前と会社名を指定します。デフォルトではOSに登録されているユーザ情報が表示されます。
    名前
    Advanced Agentを使用するユーザの名前を0〜50文字※で指定します。
    会社名
    Advanced Agentを使用するユーザの会社名を0〜80文字※で指定します。
    注※
    全角文字も半角文字も1文字として認識されます。
  5. ［コンポーネントの選択］画面でインストールするサービスおよびインストールするフォルダを選択する
    Advanced Agentが提供するサービスを選択してインストールします。
    Advanced Agentの場合，デフォルトではすべて選択されています。

    [図データ]

    インストールするサービスはシステム構成や使用する機能に応じて選択してください。システム構成ごと，または使用する機能ごとに必要なサービスについては，「3.　システム構成例」を参照してください。
    前提製品や前提となるJP1/ServerConductorのサービスがインストールされていないとインストールできないサービスがあります。インストール時のサービスの依存関係については，「4.2.2　サービスの依存関係」を参照してください。
    Advance Agentは，Agentのインストール先フォルダと同じフォルダにインストールされます。
  6. ［ファイルコピーの開始］画面で，設定内容を確認し，［次へ］ボタンをクリックする
    インストールが開始されます。
    ［カスタムセットアップ］画面で［SVP管理エージェント］を選択した場合，インストールの最後に，SVP/BMC機能の設定をする環境設定ユティリティが自動起動されます。
    BladeSymphonyの場合，BMC環境設定ユティリティが起動されます。

    [図データ]

    HA8000の場合，SVP PCI設定ユティリティ（［SVPセットアップ］画面）が起動されます。

    [図データ]

  7. SVP/BMC機能の設定をする
    SVP/BMC機能の設定方法については，「4.9　SVP/BMCの設定」を参照してください。
  8. 各サービスの環境を設定したら，［OK］ボタンをクリックする
    環境設定ユティリティが終了し，［セットアップ完了］画面が表示されます。
  9. ［セットアップ完了］画面で［完了］ボタンをクリックする
    マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら，メッセージに従ってマシンを再起動してください。

なお，インストールが完了したあと，BMC環境設定ユティリティまたはSVP PCI設定ユティリティを起動して，設定することもできます。起動方法については，「4.9　SVP/BMCの設定」を参照してください。

(b)　インストール手順（更新インストールの場合）

旧バージョンの情報をそのまま引き継いでAdvanced Agentをバージョンアップする場合のインストール手順を次に示します。

注意
インストールしようとしているAdvanced Agentよりも新しいバージョンがすでにインストールされている場合は，更新インストールは実行できません。
  1. Advanced AgentをインストールするマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
  2. Advanced Agentのインストールメディアをセットする
  3. 「＜Advanced Agentの格納先＞\Disk1\setup.exe」を実行する
  4. アップグレードするかどうか確認するメッセージで，［はい］ボタンをクリックする
    表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
  5. ［インストール］ボタンをクリックする
    インストールが開始されます。
    SVP管理エージェントサービスをインストールした場合，インストールの最後に，SVP/BMC機能の設定をする環境設定ユティリティが自動起動されます。SVP/BMC機能の設定方法については，「4.9　SVP/BMCの設定」を参照してください。
  6. 環境を設定したら，［OK］ボタンをクリックする
    環境設定ユティリティが終了し，［セットアップ完了］画面が表示されます。
  7. ［セットアップ完了］画面で［完了］ボタンをクリックする
    マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら，メッセージに従ってマシンを再起動してください。

(2)　Windows Server 2003（IPF）およびWindows Server 2008（IPF）の場合

(a)　インストール手順（新規インストールの場合）

新規インストールの場合のインストール手順を次に示します。

  1. Advanced AgentをインストールするマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
  2. Advanced Agentのインストールメディアをセットする
  3. 「＜Advanced Agentの格納先＞\Disk1\setup.exe」を実行する
    表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
  4. ［カスタムセットアップ］画面でインストールするサービスおよびインストールするフォルダを選択する
    Advanced Agentが提供するサービスを選択してインストールします。
    Advanced Agentの場合，次のコンポーネントは必ずインストールされます。
    • JP1/ServerConductor共用コンポーネント
    • JP1/Advanced Agent共用コンポーネント
    次のサービスはシステム構成や使用する機能に応じて選択してください。
    • SVPエージェントサービス
    • SNMPエージェントサービス
    システム構成ごと，または使用する機能ごとに必要なサービスについては，「3.　システム構成例」を参照してください。

    [図データ]

    前提製品や前提となるJP1/ServerConductorのサービスがインストールされていないとインストールできないサービスがあります。インストール時のサービスの依存関係については，「4.2.2　サービスの依存関係」を参照してください。
  5. ［インストール］ボタンをクリックする
    インストールが開始されます。
    Advanced AgentはAgentのインストール先フォルダと同じフォルダにインストールされます。
    ［カスタムセットアップ］画面で［SVPエージェントサービス］を選択した場合，インストールの最後に，BMC環境設定ユティリティが起動されます。

    [図データ]

  6. SVP/BMC機能の設定をする
    SVP/BMC機能の設定方法については，「4.9　SVP/BMCの設定」を参照してください。
  7. 各サービスの環境を設定したら，［OK］ボタンをクリックする
    環境設定ユティリティが終了し，［セットアップ完了］画面が表示されます。
  8. ［セットアップ完了］画面で［完了］ボタンをクリックする
    マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら，メッセージに従ってマシンを再起動してください。
(b)　インストール手順（更新インストールの場合）

旧バージョンの情報をそのまま引き継いでAdvanced Agentをバージョンアップする場合のインストール手順を次に示します。

注意
インストールしようとしているAdvanced Agentよりも新しいバージョンがすでにインストールされている場合は，更新インストールは実行できません。
  1. Advanced AgentをインストールするマシンにOSのAdministrators権限を持つユーザでログインする
  2. Advanced Agentのインストールメディアをセットする
  3. 「＜Advanced Agentの格納先＞\Disk1\setup.exe」を実行する
  4. アップグレードするかどうか確認するメッセージで，［はい］ボタンをクリックする
    表示されるダイアログボックスの指示に従ってインストールを進めます。
  5. ［次へ］ボタンをクリックする
    インストールが開始されます。
    インストールの最後に，環境設定ユティリティが自動起動されます。
  6. インストールしたサービスの環境を設定する
    必要な設定をしてください。
  7. 各サービスの環境を設定したら，［OK］ボタンをクリックする
    環境設定ユティリティが終了し，［セットアップ完了］画面が表示されます。
  8. ［セットアップ完了］画面で［完了］ボタンをクリックする
    マシンの再起動を促すメッセージが表示されたら，メッセージに従ってマシンを再起動してください。

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