JP1/Cm2/SNMP System Observer
監視サーバ定義ファイルには,プロセスまたはサービスを監視するサーバや監視間隔を設定します。
- <この項の構成>
- (1) 書式
- (2) 定義内容
- (3) 定義例
- (4) 注意事項
(1) 書式
監視サーバ定義ファイルには,複数の監視サーバを定義できます。監視サーバ定義ファイルの書式を,次に示します。
(2) 定義内容
定義内容を次の表に示します。監視サーバの数だけ繰り返し定義してください。
キー名 値 server((255バイト以内の文字列)) 監視対象プロセスが動作するホスト名またはIPアドレスを指定します。 monitor
《1》((1〜60分))プロセスを監視する間隔を指定します。 hcheck
《0》((0〜525,600分))ヘルスチェックを定期的に実行する場合,間隔を指定します。0を指定した場合は定期的なヘルスチェックは実行しません。 監視サーバに関する定義の注意事項を次に示します。
- 項目を省略する場合は,値の記述だけを省略し,キー名と「=(イコール)」は必ず記述してください。
- 一つの定義ファイル内に,「server」の値が同じである定義がある場合,先に記述されているプロセスの定義を有効とし,以降の定義は無視します。
(3) 定義例
監視サーバ定義ファイルの定義例を次に示します。
(4) 注意事項
監視サーバが停止した状態で,ssopssetコマンドの-spオプションで監視サーバの設定情報を出力すると,monitorキーに「-(ハイフン)」が設定されて出力されます。
また,monitorキーに「-(ハイフン)」を設定した監視サーバ定義ファイルを,ssopssetコマンドの-ssまたは-ssnオプションで読み込ませた場合,監視サーバが起動しているときは,すでに設定されている値で監視が開始されます。監視サーバが起動していないときは監視間隔は設定されません。
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