JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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11.3.1 トラブル要因の特定方法

資産管理サーバおよびWebブラウザでのトラブルの確認方法について,次に説明します。

<この項の構成>
(1) 資産管理サーバでのトラブルの確認方法
(2) Webブラウザでのトラブル確認方法

(1) 資産管理サーバでのトラブルの確認方法

  1. メッセージログファイルからトラブル発生時の出力メッセージの有無を確認します。
  2. メッセージが出力されている場合,次の要因のどれかに特定します。
    • 資産管理データベースに対するトラブル
    • Asset Information Managerと連携するプログラムのトラブル
    • Microsoft Internet Information Servicesのトラブル
  3. 資産管理データベースに対するアクセスエラーの場合は,メッセージログを確認します。
  4. Asset Information Managerと連携するプログラムのトラブルの場合は,メッセージログファイルの内容を見て,プログラムの連携に異常がないか確認します。
  5. Microsoft Internet Information Servicesのトラブルの場合は,Microsoft Internet Information Servicesのログの内容を見て,通信シーケンスに異常がないか確認します。
    なお,通信シーケンスで異常が確認されなかった場合は,Microsoft Internet Information ServicesとWebブラウザの間でのトラブルと考えられます。

(2) Webブラウザでのトラブル確認方法

ランタイムエラーが発生した場合は,サポートしていないバージョンのMicrosoft Internet Explorerを使用している可能性があります。Microsoft Internet Explorerのバージョン,および必要なサービスパックがインストールされているか確認してください。Microsoft Internet Explorerのバージョンについては,「4.1.1(2) クライアント側の前提プログラム」を参照してください。