JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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10.5 各管理ノードの作業を定義するActivity Designer

この節では,各管理ノードでの作業内容(アクティビティ)を,定義する方法について説明します。

各管理ノードでの作業内容は,Activity Designerで定義します。Activity Designerでは,各作業者が案件画面で指定した内容を基に,どのように資産管理データベースの内容を更新(追加,変更,削除)するかを定義します。

アクティビティは,例えば「機器情報登録」のような,資産管理データベースに対する単一の処理(タスク)を組み合わせて定義します。タスクを組み合わせることで,案件の管理ノードとして,さまざまな処理を実現できます。ここでの「タスク」は,Windowsのタスクスケジューラに登録されているタスクとは異なります。

Activity Designerは,Flow Designerから表示します。Flow Designerで定義したアクティビティ([図データ])を選択して,[編集]ボタンをクリックすると表示されます。定義途中で登録したアクティビティは,状態が「公開」または「公開停止」の案件をFlow Designerから表示した場合は,定義内容を編集できません。

<この節の構成>
10.5.1 Activity Designerの各部の名称と使い方
10.5.2 実行タスクを選択する
10.5.3 実行タスクの順番を設定する
10.5.4 管理項目に引き当てる情報を設定する
10.5.5 アクティビティの定義例