JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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5.2.2 Asset Information Managerのインストール

Asset Information Managerのインストール方法について説明します。

<この項の構成>
(1) インストール時の注意事項
(2) インストール前の作業
(3) インストール手順

(1) インストール時の注意事項

Asset Information Managerをインストールする際の注意事項を次に示します。Asset Information Managerをバージョンアップする場合は,「付録E.1(3) Asset Information Managerの上書きインストール」を参照してください。

(2) インストール前の作業

Asset Information Managerをインストールする前に,次の作業を実施してください。また,64ビットのOSにAsset Information Managerをインストールする場合は,32ビットのアプリケーションを動作させるための設定が必要です。設定方法については,「付録F(1) 64ビットのOSにAsset Information Managerをインストールする場合の注意事項」を参照してください。

(3) インストール手順

Asset Information Managerのインストール手順を次に示します。

  1. 提供媒体をCD-ROMドライブに入れる。
    起動したインストーラの指示に従ってインストールを進めます。インストール時には,インストール先フォルダを設定します。
    インストーラを起動すると,インストールする対象を選択するダイアログが表示されるので,Asset Information Managerを選択します。
  2. [インストール実行]ボタンをクリックする。
    インストールの開始を確認するダイアログが表示されます。
  3. [OK]ボタンをクリックする。
    Asset Information Managerのインストールを開始するダイアログが表示されます。
  4. [次へ]ボタンをクリックする。
    ユーザ情報を入力するダイアログが表示されます。
  5. ユーザ名,会社名を入力する。
  6. [次へ]ボタンをクリックする。
    インストール先のフォルダを指定するダイアログが表示されます。
  7. インストール先のフォルダを指定する。
    指定したフォルダにインストールされます。デフォルトのインストール先は,C:\Program Files\HITACHI\jp1assetです。C:は,OSがインストールされているドライブ名です。
  8. [次へ]ボタンをクリックする。
    インストールするコンポーネントを選択するダイアログが表示されます。
  9. インストールするコンポーネントのチェックボックスにチェックする。
    メンテナンスの場合,すでにインストールされているコンポーネントのチェックを外すと,該当するコンポーネントは削除されます。
  10. [次へ]ボタンをクリックする。
    資産管理サーバの仮想ディレクトリを設定するダイアログが表示されます。
    ファイルを大量にアップロードする場合や,クラスタ構成で仮想ディレクトリを共有フォルダにする必要がある場合など,仮想ディレクトリを変更する場合は仮想ディレクトリに設定するフォルダを指定してください。
  11. [次へ]ボタンをクリックする。
    資産管理データベースの種類を選択するダイアログが表示されます。
  12. 資産管理データベースで使用するデータベースを選択する。
    デフォルトでは,Microsoft SQL Serverが選択されています。
  13. [次へ]ボタンをクリックする。
    JP1/NETM/DMのデータベースの種類を選択するダイアログが表示されます。
    このダイアログは,「JP1/NETM/DM連携」のコンポーネントをチェックした場合に表示されます。
  14. JP1/NETM/DMで使用するデータベースを選択する。
    デフォルトでは,Microsoft SQL Serverが選択されています。
  15. [次へ]ボタンをクリックする。
    連携する他製品から資産管理サーバに接続するための,ホスト名とポート番号を指定するダイアログが表示されます。このダイアログは,「他製品連携」のコンポーネントをチェックした場合に表示されます。
  16. 「ホスト名」,「ポート番号」を指定する。
  17. [次へ]ボタンをクリックする。
    SSLを使用するかどうかを選択するダイアログが表示されます。このダイアログは,「他製品連携」のコンポーネントをチェックした場合に表示されます。
  18. SSLを使用するかどうかを選択する。
  19. [次へ]ボタンをクリックする。
    WSUS連携コンポーネントのインストール用Webサイトの情報を指定するダイアログが表示されます。このダイアログは,「WSUS連携」のコンポーネントをチェックした場合に表示されます。
  20. 「サイト」,「ディレクトリ」を指定する。
    「サイト」には,有効なWebサイト名を指定します。また,「ディレクトリ」には,Webサイトに作成する仮想ディレクトリ名を指定します。デフォルトでは,Webサイト名は「既定のWebサイト」,仮想ディレクトリ名は「netmWS」です。
  21. [次へ]ボタンをクリックする。
    プログラムフォルダを確認するためのダイアログが表示されます。プログラムアイコンを追加するフォルダを確認してください。デフォルトのフォルダ名は「Asset Information Manager」です。
  22. [次へ]ボタンをクリックする。
    現在の設定内容を確認するためのダイアログが表示されます。設定内容を確認してください。
  23. [次へ]ボタンをクリックする。
    インストールが始まります。
    インストールが終了すると,インストールが終了したことを通知するダイアログが表示されます。
    また,コンピュータを再起動するかどうかを確認するダイアログが表示された場合は,使用する前にコンピュータを再起動してください。再起動しない状態では,動作に必要な環境情報が設定されていないため,資産管理サーバが正しく動作しません。