JP1/NETM/Asset Information Manager 設計・構築ガイド

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3.3.4 WSUS更新プログラム通知

タスク「WSUS更新プログラム通知」を利用して,WSUSサーバに新着の更新プログラムが追加されたことを自動的にメールで通知できます。

通知されるメールには,次の図に示すように,新着の更新プログラム一覧のURLおよび各更新プログラムの情報(製品,クラス,タイトル,更新プログラムの詳細のURL)が一覧で記載されています。新着の更新プログラム一覧のURLおよび更新プログラムの詳細のURLからは,Asset Information ManagerのWSUS更新プログラム管理画面で参照できる情報が表示されます。表示される情報の詳細については,マニュアル「運用ガイド」の「2.5.3(2) 新着の更新プログラムを参照する(「新着一覧」タブ)」を参照してください。また,メールに記載されるURLの指定方法については,「5.3.4(20) Asset Information ManagerのURL」を参照してください。

図3-14 更新プログラムの通知メール

[図データ]

URLから表示された更新プログラムの詳細で,承認状態を変更できます。更新プログラムの承認状態を変更する手順については,マニュアル「運用ガイド」の「2.5.3(1) 更新プログラムの承認状態を変更する」を参照してください。

また,更新プログラムの詳細が,メールの添付ファイルとしてCSVファイルで送付されます。

添付ファイルの内容を次の図に示します。詳細情報のURLからは,通知された更新プログラムのMicrosoftのWebページが表示されます。

図3-15 更新プログラムの通知メールの添付ファイル

[図データ]

Microsoft UpdateとWSUSサーバの同期を取るには,[サーバセットアップ]ダイアログの「WSUSコネクタのURL」に値を設定しておく必要があります。設定の詳細については,「5.3.13(1) WSUSコネクタのURL」を参照してください。

タスク「WSUS更新プログラム通知」のデフォルトは,毎月1日の午前6時00分にタスクを実行するように設定されています。更新プログラムの到着をメールで通知させるために,タスク「WSUS任意タイミング同期」よりあとに実行するように,日時を設定してください。タスクを実行する日時や頻度を変更する手順については,「5.9.2(2) タスクのスケジュールの変更」を参照してください。