JP1/IT Service Level Management
JP1/ITSLMのメッセージは,画面上,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。
メッセージが出力されている場合は,トラブルの内容をメッセージの出力内容から確認します。また,メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処します。
ここでは,メッセージの出力の確認・対処方法について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 作業の前に
- (2) 作業手順
- (3) 関連項目
- 出力されているメッセージを確認する。
メッセージは,画面上,イベントログ,統合トレースログ,またはメッセージログに出力されます。
- イベントログは,Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]-[イベント ビューアー]を選択し,[イベント ビューアー]画面から[カスタムビュー]-[管理イベント]で表示できます。
- 統合トレースログの出力先は次のとおりです。
システムドライブ:\Program Files\HITACHI\HNTRLib2\spool\hntr2N※.log
システムドライブ:\Program Files(x86)\HITACHI\HNTRLib2\spool\hntr2N※.log
注※ Nには1~4までの数字が入ります。
- メッセージログの出力先は次のとおりです。
JP1/ITSLM - Managerの場合:
JP1/ITSLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\logs\
JP1/ITSLM - URの場合:
JP1/ITSLM - URのインストール先フォルダ\ur\logs\
- メッセージの出力内容が対処できる内容であれば対処する。
メッセージの詳細については,「10.3 メッセージの一覧」を参照してください。
メッセージの出力内容の確認・対処は完了です。ただし,メッセージに対処できない場合,または対処しても改善しない場合は,要因調査に必要な資料を採取した上で,システム管理者に連絡する必要があります。
要因調査に必要な資料の採取方法については,「8.1.5 トラブルの要因調査に使用する資料を採取する」を参照してください。
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