JP1/IT Service Level Management
JP1/ITSLMは,JP1/Baseの機能を使用して,次の場合にJP1イベントを発行します。
JP1イベントは,JP1/Baseの転送設定ファイルで転送設定をすることで,JP1/IM - Managerに転送されます。これによって,JP1/IM - Viewの[イベントコンソール]画面からJP1イベントを一元的に監視できます。
また,JP1/IM - Managerで自動アクションを設定すれば,JP1イベントの発行をメールやアラームで通知するなどして,監視結果の通知を自動化できます。
なお,転送設定についてはマニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を,自動アクションの詳細については,マニュアル「JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド」を参照してください。
ここでは,JP1/IMとの連携方法について説明します。
JP1/IMと連携するための設定は完了です。
表5-3 JP1イベントの一覧
イベントID | イベント発行契機 | メッセージID |
---|---|---|
0x00006810 | JP1/ITSLM-Managerを起動したとき。 | KNAS02007-I |
0x00006811 | JP1/ITSLM-Managerを終了したとき。 | KNAS02008-I |
0x00006812 | JP1/ITSLM-Managerが異常終了したとき。 | KNAS02009-E |
0x00006890 | 傾向監視で,サービス性能がしきい値を超過する傾向を検知したとき。 | KNAS34000-W |
0x00006891 | しきい値監視で,サービス性能がしきい値を超過したとき。 | KNAS34001-E |
0x00006892 | 外れ値検知で,ベースラインから大きく外れた値を検知したとき。 | KNAS34002-W |
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