JP1/Integrated Management - Message Optimizer

[目次][用語][索引][前へ][次へ]


17.3 トラブル発生時に採取が必要な資料

トラブルが発生したときに採取が必要な資料を次に示します。

なお,JP1/IM - MOでは採取が必要な資料を一括採取するための「資料採取ツール」を用意しています。資料採取ツールは,バッチファイル(jmolog.bat)で提供しています。資料採取ツールの詳細については,「13. コマンド jmolog.bat」を参照してください。

<この節の構成>
(1) OSのシステム情報
(2) JP1/Baseの情報
(3) JP1/IM - MOの情報
(4) データベースの情報
(5) オペレーション内容
(6) 画面上のエラー情報

(1) OSのシステム情報

次に示すOSのシステム情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。

情報の種類 採取資料 ファイル名
Windowsイベントログ システムフォルダ\system32\config\AppEvent.Evt AppEvent(Backup).evt
システムフォルダ\system32\config\SysEvent.Evt SysEvent(Backup).evt
マシンに設定されているホスト名 システムフォルダ\system32\drivers\etc\hosts hosts
マシンに設定されているサービスポート システムフォルダ\system32\drivers\etc\services service
マシンの環境変数 setの実行結果 set.log
マシンのシステム情報 msinfo32/reportファイル名の実行結果 msinfo32.log
ネットワーク構成情報 netstatの実行結果 netstat.log

注※
資料採取ツールを実行したあとの格納先でのファイル名です。

(2) JP1/Baseの情報

JP1/Baseに関する情報の採取が必要です。採取が必要なJP1/Baseの情報および採取方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

(3) JP1/IM - MOの情報

JP1/IM - MOに関する次の情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。

情報の種類 採取資料 ファイル名
環境設定情報 インストール先フォルダ\conf以下のファイル 採取元のファイル名と同じファイル名
インストール先フォルダ\sys以下のファイル 採取元のファイル名と同じファイル名
ログ情報 インストール先フォルダ\log以下のファイル 採取元のファイル名と同じファイル名
登録済みの環境設定情報 REG_CONF.TXT
バージョン情報 VERSION.TXT

(凡例)
−:該当しません。

注※
資料採取ツールを実行したあとの格納先でのファイル名です。

(4) データベースの情報

データベースに関する次の情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。

情報の種類 内容
データベースのログ情報 JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\SPOOL以下のファイルすべて
JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\UXPLDIR以下のファイルすべて
JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\PDISTUP\spool以下のファイルすべて
データベースの設定情報 JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\tmp以下のファイルすべて
JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\conf以下のファイルすべて

(5) オペレーション内容

トラブル発生時のオペレーション内容について次に示す情報が必要です。

(6) 画面上のエラー情報

次に示すハードコピーを採取してください。

[目次][前へ][次へ]


[他社商品名称に関する表示]

Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi Solutions, Ltd.