JP1/Integrated Management - Message Optimizer
トラブルが発生したときに採取が必要な資料を次に示します。
- OSのシステム情報
- JP1/Baseの情報
- JP1/IM - MOの情報
- データベースの情報
- オペレーション内容
- 画面上のエラー情報
なお,JP1/IM - MOでは採取が必要な資料を一括採取するための「資料採取ツール」を用意しています。資料採取ツールは,バッチファイル(jmolog.bat)で提供しています。資料採取ツールの詳細については,「13. コマンド jmolog.bat」を参照してください。
- <この節の構成>
- (1) OSのシステム情報
- (2) JP1/Baseの情報
- (3) JP1/IM - MOの情報
- (4) データベースの情報
- (5) オペレーション内容
- (6) 画面上のエラー情報
次に示すOSのシステム情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。
情報の種類 採取資料 ファイル名※ Windowsイベントログ システムフォルダ\system32\config\AppEvent.Evt AppEvent(Backup).evt システムフォルダ\system32\config\SysEvent.Evt SysEvent(Backup).evt マシンに設定されているホスト名 システムフォルダ\system32\drivers\etc\hosts hosts マシンに設定されているサービスポート システムフォルダ\system32\drivers\etc\services service マシンの環境変数 setの実行結果 set.log マシンのシステム情報 msinfo32/reportファイル名の実行結果 msinfo32.log ネットワーク構成情報 netstatの実行結果 netstat.log
- 注※
- 資料採取ツールを実行したあとの格納先でのファイル名です。
JP1/Baseに関する情報の採取が必要です。採取が必要なJP1/Baseの情報および採取方法については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
JP1/IM - MOに関する次の情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。
情報の種類 採取資料 ファイル名※ 環境設定情報 インストール先フォルダ\conf以下のファイル 採取元のファイル名と同じファイル名 インストール先フォルダ\sys以下のファイル 採取元のファイル名と同じファイル名 ログ情報 インストール先フォルダ\log以下のファイル 採取元のファイル名と同じファイル名 登録済みの環境設定情報 − REG_CONF.TXT バージョン情報 − VERSION.TXT
- (凡例)
- −:該当しません。
- 注※
- 資料採取ツールを実行したあとの格納先でのファイル名です。
データベースに関する次の情報の採取が必要です。これらの情報は資料採取ツールで採取できます。
情報の種類 内容 データベースのログ情報 JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\SPOOL以下のファイルすべて JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\UXPLDIR以下のファイルすべて JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\PDISTUP\spool以下のファイルすべて データベースの設定情報 JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\tmp以下のファイルすべて JP1/IM - MOインストールフォルダ\db\conf以下のファイルすべて
トラブル発生時のオペレーション内容について次に示す情報が必要です。
- オペレーション内容の詳細
- 発生時刻
- マシン構成(各OSのバージョン,ホスト名,JP1/IM - MOの構成)
- 再現性
次に示すハードコピーを採取してください。
- エラーダイアログのハードコピー
コマンド実行時の場合,「コマンドプロンプト」ウィンドウのハードコピー
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