JP1/Integrated Management - Message Optimizer
機能
指定した変換定義ファイルに記述されている定義をデータベースへインポートします。
100レコードごとに処理経過が標準出力に出力されます。
形式
jmoimport [{-i|-u}] [-l {MS932|sjis|eucJP|UTF-8}] 変換定義ファイル名
実行権限
Administrators権限
前提条件
- JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービスが開始状態であること
- このコマンドを実行するホスト上のJP1/IM - MOにJP1/IM - MO Assistantが接続していないこと
- jmoexportコマンド,またはjmoimportコマンドが実行中でないこと
格納先フォルダ
JP1/IM - MOインストール先フォルダ\bin
引数
-i
変換定義ファイル中に,データベースにすでにあるデータが含まれる場合,その定義を登録しないときに指定します。
-u
変換定義ファイル中に,すでにデータベースに存在しているデータが含まれていて,かつその定義と変換定義データベース内のデータが異なる場合,その定義でデータベース内のデータを上書きするときに指定します。
変換定義ファイルの定義とデータベース内のデータが同じ場合は,その定義を登録しません。メッセージ定義行の基本メッセージは,このオプションを指定しても更新できません。-iオプションとこのオプションの指定を省略した場合,-iオプションを指定した場合と同様に動作します。
-l {MS932|sjis|eucJP|UTF-8}
変換定義ファイルの文字コードを指定します。大文字・小文字は区別しません。
- MS932
文字コードが「MS932」の場合に指定します。
- sjis
文字コードが「sjis」の場合に指定します。
- eucJP
文字コードが「eucJP」の場合に指定します。
- UTF-8
文字コードが「UTF-8」の場合に指定します。
このオプションを省略した場合,MS932が仮定されます。
変換定義ファイル名
インポートする変換定義ファイル名をフルパスで指定します。ローカルディスク配下のパスを259バイト以内で指定してください。変換定義ファイルのパス中に半角スペースが含まれる場合は,パスを「"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んでください。
戻り値
0 正常終了 4 データがすでに変換定義ファイルに登録されているため,インポートしなかったデータが存在する 5 イベントソース指定行で指定したイベントソースが存在しないか「未定義」状態のため,インポートしなかったデータが存在する 6 変換メッセージ定義行で指定した変換メッセージと同じイベント識別子を持つ基本メッセージが存在しないため,インポートしなかったデータが存在する 7 変換定義ファイルが空,またはコメント行と改行だけで記述されているため,インポートするデータがない 8 変換定義ファイルに記述したデータに誤りがあるため,インポートしなかったデータが存在する 16 Administrators権限を持たないユーザーによって実行された 17 引数の指定に誤りがある 18 コマンドを多重実行した 19 JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービスが起動されていない状態でこのコマンドが実行された 20 JP1/IM - MO Assistantが接続中である 33 入力ファイルエラー
- 指定したパスの長さが260バイト以上である
- 指定したパスがローカルディスク配下のパスではない
- ファイルのオープンに失敗した
34 データベースに格納されている定義が最大件数に達した 64 内部処理でエラーが発生した 255 その他のエラーが発生した
注意事項
- jmoexportコマンド,およびjmoimportコマンドは,どちらか一つだけ実行できます。ほかのコマンドが実行中に実行した場合,エラーになります。
使用例
変換定義ファイル(c:\tmp\filename)に記述されている定義をデータベースへインポートします(重複定義は登録しない)。
jmoimport -i c:\tmp\filename
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