JP1/Integrated Management - Message Optimizer
機能
変換定義情報をエクスポートします。エクスポート対象の定義をファイルに出力するとき,100レコードごとに処理経過が標準出力へ表示されます。
形式
jmoexport [-e イベントソース名 [-g 変換メッセージ群名]] [-o エクスポートファイル名] [-F]
実行権限
Administrators権限
前提条件
- JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービスが開始状態であること
- このコマンドを実行するホスト上のJP1/IM - MOにJP1/IM - MO Assistantが接続していないこと
- jmoexportコマンド,またはjmoimportコマンドが実行中でないこと
格納先フォルダ
JP1/IM - MOインストール先フォルダ\bin
引数
-e イベントソース名
エクスポートする定義のイベントソース名を指定します。
このオプションを省略した場合,すべてのイベントソースの基本メッセージと変換メッセージがエクスポートされます。
-g 変換メッセージ群名
エクスポートする変換メッセージ定義が属する変換メッセージ群名を指定します。このオプションは,-eオプションと同時に指定してください。
変換メッセージ群名は,-eオプションで指定するイベントソースに属している必要があります。
-eオプションを指定し,このオプションを省略した場合,-eオプションで指定したイベントソースの基本メッセージと変換メッセージがすべてエクスポートされます。
-eオプションとこのオプションを指定した場合,-eオプションで指定したイベントソースの基本メッセージ,およびこのオプションで指定した変換メッセージ群の変換メッセージがエクスポートされます。
-o エクスポートファイル名
エクスポートするファイル名をフルパスで指定します。ローカルディスク配下のパスを259バイト以内で指定してください。エクスポートファイルのパス中に半角スペースが含まれる場合は,パスを「"(ダブルクォーテーションマーク)」で囲んでください。
このオプションを省略した場合,標準出力に出力されます。
-F
-oオプションで指定したエクスポートファイル名と同一パス・同一のファイルがすでにある場合に,強制的に上書きするときに指定します。
このオプションを省略した場合,同一パス・同一のファイルがすでにあるとき,上書きするかどうかの確認メッセージ(KNAH2604-Q)が出力されます。「Y」または「y」を指定した場合,エクスポートファイルが上書きされます。「N」または「n」を指定した場合は,エクスポートされないでコマンドが正常終了します。
戻り値
0 正常終了 16 Administrators権限を持たないユーザーによって実行された 17 引数の指定に誤りがある 18 コマンドを多重実行した 19 JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービスが起動されていない状態でこのコマンドが実行された 20 JP1/IM - MO Assistantが接続中である 32
- 指定したイベントソースが存在していない
- 指定した変換メッセージ群が存在していない
33 出力ファイルエラー
- 指定したパスの長さが260バイト以上である
- 指定したパスがローカルディスク配下のパスではない
- ファイルのオープンに失敗した
35 エクスポートファイルのレコード数が3,000,000レコードを超えた 36 ファイル入出力エラーが発生した 64 内部処理でエラーが発生した 255 その他のエラーが発生した
注意事項
- エクスポートするときの文字コードはMS932です。
使用例
定義をエクスポートファイル(c:\tmp\filename)にエクスポートします。
jmoexport -o c:\tmp\filename
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