JP1/Integrated Management - Message Optimizer
データベースの性能劣化を防ぐため,データベースの格納領域を整理できます。これを,データベースの再編成といいます。
データベースの再編成を実施しないと,時間の経過に伴って格納効率が悪化し,次のような性能が劣化するおそれがあります。
- JP1イベントの変換性能
- JP1/IM - MO Assistant操作中のJP1/IM - MOからの応答速度
- jmoreleaseコマンド,jmoimportコマンド,およびjmoexportコマンドの実行性能
ここでは,データベースの再編成について説明します。
- <この項の構成>
- (1) 再編成の実施時期
- (2) 再編成の実行方法
(1) 再編成の実施時期
次のような場合にデータベースの再編成を実施してください。
- Windowsイベントログに,メッセージKFPH00211-IまたはKFPH00212-Iが出力された場合
- 1年に1回を目安に定期的に実行
(2) 再編成の実行方法
データベースの再編成は,jmoedbrorgコマンドで実行します。クラスタシステムの場合は,実行系でだけコマンドを実行してください。jmoedbrorgコマンドの実行方法については,「13. コマンド jmoedbrorg」を参照してください。
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