JP1/Integrated Management - Message Optimizer
学習機能を停止すると,イベントソース名やサンプルメッセージは自動で定義されないため,手動で定義する必要があります。
サンプルメッセージは,定義した基本フォーマットで正しくメッセージを分割できているかどうかを確認するために使用します。
イベントソースを定義する手順を,8章の例題を用いて説明します。
- メイン画面のメニューバーから[編集]−[新規作成]−[イベントソース]を選択する。
新しいイベントソースが追加されます。
- [名前変更]ボタンをクリックする。
名前を変更するためのダイアログが表示されます。
- イベントソース名を入力する。
任意の名前を入力します。製品名やログファイル名を付けておくと,ツリーエリアで見分けが付きやすくなります。
例題では,ログファイル名の「ajs2view1.log」を入力します。
- [OK]ボタンをクリックする。
- [基本フォーマット定義]ボタンをクリックする。
[基本フォーマット定義]ダイアログが表示されます。
- JP1イベント種別を入力する。
JP1イベント種別の詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
例題では,JP1/AJS3のログファイルを扱うため,「ログファイルトラップ」を選択します。
- プロダクト名,またはオブジェクト名を入力する。
プロダクト名は,JP1イベント種別で「イベントログトラップ」または「直接発行」を選択した場合だけ入力します。
オブジェクト名は,JP1イベント種別で「ログファイルトラップ」を選択した場合だけ入力します。
JP1イベント種別で「SNMPトラップ」を選択した場合は,どちらも入力は不要です。
例題では,オブジェクト名に「C:\Program Files\Hitachi\JP1AJS2V\log\ajs2view1.log」と入力します。
- サンプルメッセージを入力する。
サンプルメッセージの[追加]ボタンをクリックして,[サンプルメッセージ追加]ダイアログで入力します。
例題では,「0101△2009/08/07△14:29:00.568△△△△△JP1/AJS3△-△View△△00000E74△J5AF8B74△KAVV219-I△△△△△△△△△△△△△SEND△:△45b△11△13△2」(△:半角スペース)を入力します。
ログファイルから必要なメッセージ部分をコピーして,使用することもできます。
- 基本フォーマットを入力する。
サンプルメッセージを参考に,基本フォーマットを定義します。基本フォーマットの定義方法については,「8.3 基本フォーマットを定義する」を参照してください。
- 基本メッセージを特定するための識別子を選択する。
ここでは,メッセージIDを指定してください。
基本メッセージを特定するための識別子については,「8.3 基本フォーマットを定義する」を参照してください。
- [OK]ボタンをクリックする。
メイン画面に戻り,イベントソースが定義されます。
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi Solutions, Ltd.