JP1/Integrated Management - Message Optimizer

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8.5 変換メッセージを定義する

次に変換メッセージを定義します。変換メッセージは,ある特定のメッセージのテキスト部分を変更するために定義します。

図8-8 例題でメッセージテキストを変換するイメージ

[図データ]

この例題では,KAVV219 - Iのメッセージテキストを次のように変換します。

[図データ]

変換メッセージを定義する手順を次に示します。

  1. メッセージ一覧に,JP1/AJS3のメッセージが表示されていることを確認する。

    [図データ]

    学習機能を使用しているため,学習対象のメッセージが発行されるとメッセージが自動で表示されます。
    ここに表示されるメッセージを「基本メッセージ」といいます。
    基本メッセージが表示されていない場合は,手動で基本メッセージを定義する必要があります。メッセージが表示されていない場合の対処については,「9.2.3 基本メッセージを定義する(学習機能を停止した場合)」を参照してください。
  2. ツリーエリアで新規変換メッセージ群を選択する。

    [図データ]

  3. メイン画面のリストエリアの「メッセージ一覧」で,表示された基本メッセージKAVV219-Iをダブルクリックする。
    [変換メッセージ定義]ダイアログが表示されます。

    [図データ]

  4. 「変換後メッセージテキスト:」に次のように入力する。
    「例題です。詳細情報 : 45b 11 13 2」

    [図データ]

  5. [メッセージテキストの変換を有効にする]をチェックする。
  6. [OK]ボタンをクリックする。
    メイン画面に戻ります。
  7. リストエリアの「ajs2view1.log」の下にある「新規変換メッセージ群」を選択する。
    定義したメッセージは,アイコンが「[図データ]」に変わります。

    [図データ]

  8. [名前変更]ボタンをクリックして名前を変更する。
    変換メッセージ群の名前変更は必須ではありませんが,一つのイベントソースに対して10件定義できるのでわかりやすい名前を付けることを推奨します。
    ここでは「例題変換メッセージ群」と入力します。
    これで変換メッセージの定義は終了です。
  9. 変換メッセージ群「例題変換メッセージ群」を選択する
  10. [リリース許可]ボタンをクリックする。
  11. 表示された確認ダイアログの[はい]ボタンをクリックする。
    このダイアログは,適用先システムのリリースをするために表示されます。ここではすべてのシステムに適用するため,[はい]ボタンをクリックします。
    ツリーエリアの「例題変換メッセージ群」の横にあるアイコンが「[図データ](リリース許可状態)」に変わります。
  12. [図データ]]ボタンをクリックする。
    ツリーエリアの「例題変換メッセージ群」の横にあるアイコンが「[図データ](リリース状態)」に変わります。

    [図データ]

これでメッセージの変換の定義が終了しました。

定義の終了後に,JP1/AJS3のイベントが発行されると,変換されたメッセージがビューアーに表示されます。

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