JP1/Integrated Management - Message Optimizer
セットアップの流れを次の図に示します。必要に応じて手順を参照してください。
図4-2 セットアップの流れ
- JP1/Baseのログファイルトラップを起動する。
エージェントで次のコマンドを実行してJP1/Baseのログファイルトラップを起動します。
jevlogstart△-f△ログファイルトラップ動作定義ファイル名△-p△ログデータ出力元プログラム名△ログファイル名
ログファイルトラップが起動されます。jevlogstartコマンドの詳細については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
- サービスを停止する。
JP1/IM - MOがインストールされているホストで次のサービスを停止します。この手順は,運用開始後にセットアップするときだけ必要です。
サービスを停止する手順については,「6.2.3 JP1/IM - MOの終了」を参照してください。
- JP1/IM - Message Optimizerサービス
- JP1/IM - Message Optimizer Assistantサービス
- データベースをバックアップする。
JP1/IM - MOがインストールされているホストでデータベースのバックアップを取得するために,次のコマンドを実行します。この手順は,運用開始後にセットアップするときだけ必要です。
jmoedbbackup△-b△バックアップ出力先フォルダパス
jmoedbbackupコマンドの詳細については,「13. コマンド jmoedbbackup」を参照してください。
- ログファイルトラップのプログラム名指定オプションを有効にする。
JP1/IM - MOがインストールされているホストでログファイルトラップのプログラム名指定オプションを使用できるようにするために次のコマンドを実行します。
jmoedbsetup△-pro
クラスタシステムの場合は,実行系でだけ実行してください。
設定を元に戻したい場合には,手順3でバックアップしたファイルをリストアして元の状態に回復できます。リストアする手順については,「11.2.2 データベースのリストア」を参照してください。
- 環境設定ファイルを修正する。
環境設定ファイルに次の環境設定パラメーターを追加します。この手順はイベントソースを「プログラム名」で学習したい場合だけ必要です。
"LOGFILE_TRAP_STUDY_TYPE"="PRO"
クラスタシステムの場合は,実行系と待機系の両方で追加してください。
- 環境設定ファイルの内容を反映する。
環境設定ファイルの内容を反映するために次のコマンドを実行します。この手順はイベントソースを「プログラム名」で学習したい場合だけ必要です。
jmosetcnf
クラスタシステムの場合は,実行系と待機系の両方で実行してください。
jmosetcnfコマンドの詳細については,「13. コマンド jmosetcnf」を参照してください。
- サービスを起動する。
手順2で停止したサービスを起動します。
イベントソース識別子を「プログラム名」に変更するには,JP1/IM - MO Assistantを起動して画面上で操作する必要があります。画面上での操作については,「9.10.1 イベントソースにプログラム名を指定する」を参照してください。
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