JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1/IM - MOの動作環境は,環境設定ファイルで変更できます。環境設定ファイルの変更方法については,「4.4.1 環境設定ファイルの設定方法」を参照してください。
JP1/IM - MOで検討する動作環境について次に示します。
- <この項の構成>
- (1) JP1/IM - Managerのホスト名
- (2) JP1/IM - Managerのデータベースのポート番号
- (3) ログファイル
- (4) 元号
- (5) JP1/IM - MO Assistantの接続タイムアウト時間
- (6) 運用環境に応じた機能の検討
JP1/IM - ManagerとJP1/IM - MOを別サーバで構築する場合,JP1イベントの取得先になるJP1/IM - Managerのホスト名をJP1/IM - MOに設定する必要があります。
JP1/IM - ManagerとJP1/IM - MOを同じサーバで構築する場合は,この設定は不要です。
(2) JP1/IM - Managerのデータベースのポート番号
JP1/IM - Managerとのデータベース接続で使用するポート番号を設定できます。JP1/IM - Managerでデータベース接続するために使用するポート番号を変更している場合,同じポート番号を指定してください。
JP1/IM - MOでは次に示すログが出力されます。
- JP1/IM - MOログ
- 操作ログ※
それぞれのログファイルのサイズ,ログファイルの世代数,ログファイルの出力レベルが設定できます。ログファイルの容量については,「付録H.5 ログファイルの容量の見積もり」を参照してください。
- 注※
- 操作ログは,デフォルトでは出力されません。操作ログを出力する場合は,環境設定パラメーターLOG_AUDIT_LEVELを変更してください。
JP1/IM - MOで使用する元号の開始年月日と元号の表記を設定できます。設定できる元号を次に示します。
- 明治
- 大正
- 昭和
- 平成
(5) JP1/IM - MO Assistantの接続タイムアウト時間
JP1/IM - MOでは,接続されているJP1/IM - MO Assistantから一定時間要求がなかった場合,JP1/IM - MO Assistantからのログアウト要求を待たないでログアウトするためのタイムアウト時間を設定できます。
JP1/IM - MO一つに対して接続できるJP1/IM - MO Assistantは一つです。そのため,あるユーザーがログアウトを忘れたり,物理的なLAN切断が発生したりすると,JP1/IM - MOには接続情報が残ったままになり,ほかのユーザーは同じJP1/IM - MOに接続できません。タイムアウト時間を設定するとJP1/IM - MOは,JP1/IM - MOに接続しているJP1/IM - MO Assistantから設定した時間を経過しても応答がない場合,JP1/IM - MO Assistantとの接続を切断し,ほかのJP1/IM - MO Assistantが接続できるようになります。
(6) 運用環境に応じた機能の検討
JP1/IM - MOの運用環境に応じて,次に示す機能の使用を検討してください。
- イベントソースとしてプログラム名を使用する
- メッセージ識別子を追加する
- 発行元としてエージェントホストを使用する
- JP1/IM - MOで変換したJP1イベントだけを発行する
- JP1/IM - MOで変換に失敗したJP1イベントを発行しない
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi, Ltd.
Copyright (C) 2009, 2011, Hitachi Solutions, Ltd.