JP1/Integrated Management - Message Optimizer
JP1/IM - MOではデータベース容量を選択できます。適切なデータベースの容量は,JP1/IM - MOを導入する環境のホスト数,変換対象のログファイルの種類,変換するメッセージ数,およびディスク所要量によって異なります。
データベースの容量を検討するときに考慮する項目を次に示します。
- JP1/IM - MOが管理するホスト(発行元)数
管理しているホスト数が多い場合,変換対象となる発行元の定義数が増加します。
- JP1/IM - MOで変換対象とするログファイル(イベントソース)の種類
一つの製品が複数のログファイルを出力する場合や,システム内でログファイルの出力先フォルダが異なるような場合には,イベントソースとしてプログラム名を指定してログファイルを一つのイベントソースにまとめてください。
- JP1/IM - MOで変換するメッセージ(基本メッセージ)数
変換対象のメッセージ数が多かったり,メッセージごとに詳細に定義を分けたりしている場合は,定義数が増加します。
- ディスク所要量
JP1/IM - MOを導入しているホストのディスク所要量を確認してください。
データベースサイズごとの定義の上限値とディスク所要量を次の表に示します。
表3-8 定義の上限値とディスク所要量
項目 サイズS サイズM サイズL サイズLL ホスト数の目安(台) 500 1,000 5,000 10,000 ログファイルの種類の目安 25 200 350 500 定義項目 発行元 1,024 1,024 5,120 10,240 イベントソース 50 500 750 1,000 基本メッセージ 50,000 500,000 750,000 1,000,000 変換メッセージ 500,000 5,000,000 7,500,000 10,000,000 変換メッセージ群 500 5,000 7,500 10,000 適用先システム 100 1,024 5,120 10,240 変換フォーマット 10 1,025 5,121 10,241 ディスク所要量(ギガバイト) 7.5 61 150 320
- 注意
- データベースを大きいサイズでセットアップしてしまうと,小さいサイズに戻せません。システムの拡張などで定義件数が大幅に増加する予定がない場合は,より小さいサイズでデータベースをセットアップしてください。
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