JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド
認証サーバにJP1ユーザーを登録する際には,運用に合わせてJP1ユーザーに最適なJP1資源グループ,JP1権限レベルを割り当てる必要があります。
- セントラルコンソールを使用する場合
- JP1ユーザーに,JP1資源グループ「JP1_Console」,JP1権限レベル「JP1_Console_Admin」「JP1_Console_Operator」「JP1_Console_User」のどれかを割り当ててください(JP1権限レベルは,運用に合わせて割り当ててください)。
- 業務グループの参照・操作制限を設定するときは,業務グループに対するJP1資源グループの割り当て,およびそれに対応するJP1資源グループを,認証サーバに登録するJP1ユーザーに割り当てる必要があります。JP1ユーザーに対するJP1資源グループとJP1権限レベルの割り当てについては,「3.1.4 業務グループの参照・操作制限の仕組み」を参照してください。
- セントラルスコープを使用する場合
- 監視ツリーの編集,サーバへの反映を実施するJP1ユーザーに,JP1資源グループ「JP1_Console」,JP1権限レベル「JP1_Console_Admin」を割り当ててください。また,セントラルスコープで監視を実施するJP1ユーザーに,JP1資源グループ「JP1_Console※」,JP1権限レベル「JP1_Console_Admin」「JP1_Console_Operator」「JP1_Console_User」のどれかを割り当ててください(JP1権限レベルは,運用に合わせて割り当ててください)。
- 監視ツリーの表示範囲をJP1ユーザーごとに変えたいときには,監視ノードへのJP1資源グループの割り当てと,それに対応するJP1資源グループを認証サーバに登録するJP1ユーザーに割り当てる必要があります。監視ノードへのJP1資源グループの割り当ての詳細については,「4.4.3 監視ツリーの監視範囲設定」を参照してください。
- IM構成管理を使用する場合
- JP1ユーザーに,JP1資源グループ「JP1_Console」,およびJP1権限レベル「JP1_CF_Admin」「JP1_CF_Manager」「JP1_CF_User」のどれかを割り当ててください(JP1権限レベルは,運用に合わせて割り当ててください)。
JP1権限レベルによるJP1/IMの操作制御については,「付録E 操作権限一覧」を参照してください。
- <この項の構成>
- (1) 注意事項
(1) 注意事項
- JP1権限レベルによる,JP1/IM - Viewの操作制御を実現したい場合は,認証サーバとして使用するJP1/Baseのバージョンを7以降にしてください。
- 認証サーバを2台設置する場合は,認証サーバとして稼働させるJP1/Baseのバージョンを同一バージョンにしてください。
- 両認証サーバに登録するJP1ユーザーの情報は,同一にする必要があります。設定手順については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」のユーザー管理機能の設定に関する説明を参照してください。
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