JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド
JP1ユーザーには,ユーザーごとに操作権限が与えられています。操作権限には,次の6種類のレベル(JP1権限レベル)があります。
- JP1_Console_Admin
セントラルコンソールおよびセントラルスコープのすべての操作(システムの設定,システムの操作,参照操作,ユーザー環境の設定,および連携製品の起動)ができる。
- JP1_Console_Operator
セントラルコンソールおよびセントラルスコープのシステムの操作,参照操作,ユーザー環境の設定,および連携製品の起動ができる。
- JP1_Console_User
セントラルコンソールおよびセントラルスコープの参照操作,ユーザー環境の設定,および連携製品の起動ができる。
- JP1_CF_Admin
IM構成管理のすべての操作(IM構成やプロファイルの変更・システム反映)ができる。
- JP1_CF_Manager
IM構成管理のホスト情報の登録,プロファイルの変更・システム反映,構成情報やホストの設定の参照,情報収集ができる。
- JP1_CF_User
IM構成管理の構成情報やホスト情報の参照ができる。
- 注1 JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Console)の場合
- どのJP1権限レベルも設定しなかった場合は,JP1_Console_Operator権限が与えられたと見なされます。
- 認証サーバ上のJP1/Baseがバージョン6の場合は,JP1_Console_Operator権限およびJP1_Console_User権限は設定できません。JP1_Console_Admin権限が与えられたと見なされます。
- 注2 JP1/IM - Manager(JP1/IM - Central Scope)の場合
- どのJP1権限レベルも設定しなかった場合は,JP1_Console_User権限が与えられたと見なされます。
- 注3 JP1/IM - Manager(IM構成管理)の場合
- どのJP1権限レベルも設定しなかった場合は,JP1_CF_User権限が与えられたと見なされます。
- 一つのJP1ユーザーに複数のJP1権限レベルを与えた場合に,一つの操作内容に対して「操作できる」と「操作できない」が混在したときは,「操作できる」が優先されます。
- それぞれのJP1権限レベルで操作できない機能は,JP1/IM - Viewの画面上でその機能を使用するためのメニューやボタンなどが非活性になります。
- JP1ユーザーがどのJP1権限レベルを与えられているかは,ログインしたときだけ確認できます。JP1ユーザーがログインしたあとに,認証サーバでそのJP1ユーザーに対するJP1権限レベルを変更した場合,変更後のJP1権限レベルは次回ログイン時から有効になります。
- <この節の構成>
- 付録E.1 セントラルコンソールによるシステムの運用監視で必要な操作権限
- 付録E.2 セントラルスコープによるシステムの運用監視で必要な操作権限
- 付録E.3 IM構成管理で必要な操作権限
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