JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド
運用サイクル全般で使用する機能を次の図に示します。
図2-7 運用サイクル全般で使用する機能
運用サイクル全般では,次の表に示す機能を使用します。
表2-2 運用サイクル全般で使用する機能
機能名 機能 運用の概要 セントラルコンソール イベントガイド機能
- JP1イベントに対する対処方法や対応手順など,ガイド情報を表示します。
対処状況の管理
- 重要イベントの対処状況を管理します。
イベント情報の保管
- JP1/IM - Viewに表示されるJP1イベントの情報を保管(CSV出力)します。
- 統合監視DBに保存されるJP1イベントの情報を保管(イベントレポート出力)します。
JP1/IMシリーズとの連携
- JP1/IM - Incident Masterへインシデントを登録します。
- JP1/IM - Rule Operationへルール起動を要求します。
セントラルスコープ 対処状況の管理
- 監視ノードの状況を管理します。
ガイド機能
- 対処方法や対応手順など,ガイド情報を表示します。
IM構成管理 IM構成管理・ビューアーを使用した機能
- 管理対象のホストの状態を管理します。
- システムの階層構成の状態を管理します。
- 各ホストで動作するJP1/Baseのプロファイルの状態を管理します。
- リモートの監視対象ホストのプロファイルの状態を管理します。
- 各ホストで動作するJP1/Baseのサービスの稼働情報を確認します。
IM構成管理の管理情報のインポート・エクスポート
- 障害対策に備えてIM構成管理の管理情報をエクスポートしておき,障害の復旧時にインポートします。
基盤機能 プロセス管理
- JP1/IM - Managerの起動,停止などの動作を制御します。
- JP1/IM - Managerの各機能の動作状態を確認します。
サービスの起動管理※1
- JP1/Baseによって,サービスの起動を管理します。※2
コマンド実行※2
- JP1/IM - Viewからコマンドを実行します。
- 自動アクションによってコマンドを実行します。
定義収集・配布
※2
- ホストで動作するJP1/Baseの定義情報を収集し,配布します。
- セントラルコンソールの監視ツリー作成用の定義情報を収集し,監視ツリーを自動作成します。
注※1 Windows限定の機能です。
注※2 JP1/Baseの機能です。
なお,システムの階層構成の管理および定義情報の収集・配布については,IM構成管理または基盤機能のどちらを使用しても運用できます。どちらの方法で運用するかをあらかじめ検討しておく必要があります。機能詳細および設計検討については,表2-1を参照してください。
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