JP1/Integrated Management - Manager 導入・設計ガイド

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2.2.3 調査・対策で使用する機能

調査・対策で使用する機能を次の図に示します。

図2-5 調査・対策で使用する機能

[図データ]

セントラルコンソールの調査・対策は,JP1イベントを基にして行います。イベント詳細表示でJP1イベントの詳細情報を表示したり,イベント検索で問題のJP1イベントに関連するイベントを検索したりします。また,JP1イベントを発行したアプリケーション,または任意のアプリケーションを起動したり,任意のコマンドを実行したりして調査・対策します。

セントラルスコープでは,問題発生に関連する監視ノードを検索します。また,問題発生に関連するイベントを検索します。また,セントラルコンソールと同じく,JP1イベントを発行したアプリケーションまたは任意のアプリケーションを起動したり,任意のコマンドを実行したりして調査・対策をします。

また,調査・対策をする範囲がシステム構築の範囲に及んだ場合は,IM構成管理を使用します。IM構成管理・ビューアーを使用して,問題が発生したホストの状態を確認し,問題が発生したホストをシステムの階層構成から削除したり,IM構成管理が保存していたシステムの階層構成をホストに反映したりすることができます。なお,IM構成管理を使用しない場合は,ログ情報を調査して問題が発生したホストの状態を確認し,対策が必要です。

基盤機能では,統合トレース機能を使用して,JP1/BaseおよびJP1/IM - Managerの各機能のトレース情報を一つの統合トレースログにまとめて出力できます。

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