Cosminexus 機能解説

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21.2.2 システムの集中監視に必要なプログラム

システムの集中監視は,JP1/IMを中心としたJP1のプログラム群と,Cosminexusの運用管理機能を組み合わせて実現します。

JP1/IMと連携してシステムの集中監視をする場合のシステム構成例を次の図に示します。この図では,JP1 Version 7iの場合のシステム構成例を示します。

図21-2 JP1/IMと連携してシステムの集中監視をする場合のシステム構成例

[図データ]

JP1の各プログラムの主な機能を次に示します。なお,Cosminexusの運用管理機能については,「17. システムの日常運用」を参照してください。

表21-1 システムの集中監視をするために使用するJP1プログラムの機能

JP1プログラム 機能 配置するサーバ/
クライアント
JP1/Base JP1/IMの基盤機能を提供します。JP1イベントの送受信などをするほか,JP1/IMシステムのエージェントとして機能します。
  • J2EEサーバ
  • Cosminexusの運用管理サーバ
  • JP1統合運用管理サーバ
JP1/Cm2/ESA for Extension Mib Runtime TCP/IPネットワークを管理するためのSNMPエージェントです。
CosminexusをインストールしたサーバのOSがWindowsの場合に使用します。

  • J2EEサーバ
JP1/Cm2/ESA TCP/IPネットワークを管理するためのSNMPエージェントです。
CosminexusをインストールしたサーバのOSがUNIXの場合に使用します。

  • J2EEサーバ
JP1/IM - Central Console 統合コンソールです。
  • JP1統合運用管理サーバ
JP1/IM - Central Scope 統合スコープです。
  • JP1統合運用管理サーバ
JP1/IM - View ビューアーです。
  • 運用管理クライアント

注※ JP1 Version 8の場合,JP1/IM - Managerの内部コンポーネントとして提供されています。