稼働情報の収集機能では,J2EEサーバやバッチサーバの稼働状態を定期的に監視して,サーバ性能やリソースの情報などの稼働情報を取得できます。稼働情報は,J2EEサーバやバッチサーバの稼働状態を確認したり,稼働実績を統計情報として参照したり,J2EEサーバやバッチサーバの設定パラメタをチューニングしたりするのに利用できます。
稼働情報を監視することで,次の機能を使用できます。
- 稼働情報ファイルの出力
取得した稼働情報を稼働情報ファイルとして出力できます。
- イベントの発行
監視対象にしきい値を設定し,監視対象がしきい値を超えた時にイベントを発行できます。
稼働情報ファイルの取得とイベント発行の設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。
- ポイント
- 稼働情報を監視する方法には,運用管理コマンドを使用した方法もあります。稼働情報の監視を行う場合,通常の運用では,ここで説明している稼働情報ファイルを使用して稼働情報を監視してください。稼働情報ファイルで取得できる情報よりも,詳細な情報を取得したい場合には,運用管理コマンドを使用して稼働情報を監視してください。運用管理コマンドを使用した稼働情報の監視については,「17.6 稼働情報の監視(運用管理コマンド)」を参照してください。
- <この節の構成>
- 17.5.1 稼働情報ファイルの出力
- 17.5.2 イベントの発行
All Rights Reserved. Copyright (C) 2006, 2007, Hitachi, Ltd.