Cosminexusでは,システムを日常的に運用するための機能を提供しています。
Cosminexusシステムの運用管理には,Management Serverを利用します。Management Serverを利用すると,複数のホストで構成されるサーバに対する一括操作など,運用管理機能が利用できます。Management Serverを使用したシステムの運用管理機能の仕組みについては「16.2 Management Serverで構築したシステムの概要」を参照してください。
なお,システムの日常運用を支援する機能は,アプリケーションの実行環境によって異なります。ここでは,J2EEアプリケーションの実行環境の場合とバッチアプリケーションの実行環境の場合に分けて,システムの日常運用を支援する機能を説明します。
- 注意
- J2EEサーバとバッチサーバの識別
- Management Serverでは,バッチサーバは論理J2EEサーバとして管理されます。このため,システムの日常運用をする際に,バッチサーバも「J2EEサーバ」として出力または表示されます。システム運用時に,ファイル,コマンドの実行結果,またはServer Plug-inの画面に表示される「J2EEサーバ」がバッチサーバかJ2EEサーバかは,usrconf.cfgのオプションを参照して判断してください。
- batch.service.enabled=trueになっている場合
バッチサーバとして構築されたサーバです。
- batch.service.enabled=falseになっている場合
J2EEサーバとして構築されたサーバです。
- なお,usrconf.cfgのbatch.service.enabledキーの値は変更しないでください。
- <この節の構成>
- 17.1.1 J2EEアプリケーションの実行環境の日常運用
- 17.1.2 バッチアプリケーションの実行環境の日常運用
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