Cosminexus 機能解説
バッチアプリケーションを実行するシステムは,JP1/AJS2と連携して運用します。また,JP1/AJS2に加えて,BJEXを使用して運用することもできます。JP1/AJS2やBJEXを使用すると,バッチサーバの起動・停止や,バッチアプリケーションの開始をジョブとして定義できるので,バッチアプリケーションを自動実行できます。また,BJEXを使用すると,バッチアプリケーションの実行コマンドの戻り値を使用したジョブステップの条件付き実行機能を使用できます。ただし,BJEXとの連携はAIXの場合だけできます。
ここでは,JP1/AJS2と連携するシステムと,JP1/AJS2およびBJEXと連携するシステムに分けて説明します。
なお,システム構成については,「21.4.2 ジョブによるシステムの自動運転に必要なプログラム」を参照してください。
バッチサーバを起動したり,バッチアプリケーションを実行したりする場合は,JP1/AJS2から操作します。JP1/AJS2では,あらかじめバッチサーバやバッチアプリケーションの操作をジョブとして定義します。バッチサーバおよびバッチアプリケーション操作の流れを次の図に示します。
図14-2 バッチサーバおよびバッチアプリケーション操作の流れ(JP1/AJS2連携)
バッチサーバは,JP1/AJS2からアプリケーションサーバのManagement Serverを経由して起動します。一方,バッチアプリケーションの実行や強制停止は,JP1/AJS2から直接バッチアプリケーションに対して実行します。JP1/AJS2ではこれらの操作をUNIXジョブまたはPCジョブとしてあらかじめ定義しておきます。
JP1/AJS2でのジョブ定義については,「15.1 バッチアプリケーションの実行方法」を参照してください。
サーバを起動したり,バッチアプリケーションを実行したりするには,JP1/AJS2やBJEXから操作します。JP1/AJS2およびBJEXでは,あらかじめバッチサーバやバッチアプリケーションの操作をジョブとして定義します。バッチサーバおよびバッチアプリケーション操作の流れを次の図に示します。
図14-3 バッチサーバおよびバッチアプリケーション操作の流れ(JP1/AJS2およびBJEX連携)
バッチサーバは,JP1/AJS2からアプリケーションサーバのManagement Serverを経由して起動します。バッチアプリケーションの実行は,JP1/AJS2からBJEXを経由してバッチアプリケーションに対して実行します。また,バッチアプリケーションの強制停止はJP1/AJS2から直接バッチアプリケーションに対して実行します。このため,JP1/AJS2およびBJEXで,次に示す操作をあらかじめジョブに定義します。
JP1/AJS2やBJEXでのジョブ定義については,「15.1 バッチアプリケーションの実行方法」を参照してください。
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