Cosminexus 機能解説

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4.28 静的コンテンツのキャッシュ

一度アクセスした静的コンテンツは,メモリ上にキャッシュできます。

一度アクセスした静的コンテンツをメモリ上にキャッシュし,2回目以降のアクセスではキャッシュからブラウザにレスポンスを返すことで,静的コンテンツのレスポンスタイムを短縮できます。

Webコンテナでは,Webアプリケーション単位でキャッシュに使用するメモリサイズの上限と,キャッシュの対象とする静的コンテンツのファイルサイズの上限を設定して,静的コンテンツのキャッシュを制御できます。

静的コンテンツのキャッシュの制御には次の2種類の方法があります。

なお,Webアプリケーション単位のキャッシュするメモリサイズが上限値を超えた場合,または静的コンテンツのファイルサイズが上限値を超えた場合は,メモリ上にはキャッシュしないで,毎回ファイルシステムからブラウザにレスポンスを返します。

静的コンテンツのキャッシュの設定は,設定する範囲ごとに,次の個所に設定します。

静的コンテンツのキャッシュの設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。

注意
J2EEアプリケーションのリロード機能が有効な場合は,静的コンテンツのキャッシュ機能は無効になるので注意してください。