Cosminexus 機能解説

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4.26 Webコンテナへのゲートウェイ情報の通知

クライアントと,WebサーバまたはインプロセスHTTPサーバとの間に,SSLアクセラレータや負荷分散機などのゲートウェイを配置している場合で,welcomeファイルやForm認証画面への遷移時などにWebコンテナが自動的にリダイレクトするとき,Webコンテナではゲートウェイの情報を得ることができず,転送先のURLを正しく作成できないことがあります。

これを解決するために,ゲートウェイ指定機能を使用します。ゲートウェイ指定機能によって,Webコンテナにゲートウェイ情報を通知し,welcomeファイルやForm認証画面に正しくリダイレクトできるようになります。

ゲートウェイ指定機能は次のような場合に使用できます。

なお,インプロセスHTTPサーバを使用する場合,一つのWebコンテナに複数の異なる経路でアクセスする場合(複数のゲートウェイからWebコンテナにHTTPリクエストが転送される場合など),ゲートウェイ指定機能を使用できません。インプロセスHTTPサーバを使用する場合,ゲートウェイ指定機能を使用するには,Webコンテナへのアクセス経路は一つになる構成にする必要があります。

なお,Webコンテナにゲートウェイ情報を通知するための設定は,リダイレクタに指定します。Webコンテナにゲートウェイ情報を通知するための設定については,マニュアル「Cosminexus システム構築ガイド」を参照してください。

●注意事項

ゲートウェイ指定機能を使用する上での注意事項を次に示します。