JP1 Version 8 JP1/NETM/DM 導入・設計ガイド(Windows(R)用)
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クライアント制御を使用してクライアントをシャットダウンする場合の注意事項を次に示します。
- Windows NTのクライアントを自動的にシャットダウンしようとしても,シャットダウンしなかったり再起動したりすることがあります。これはハードウェアまたはWindowsの環境が,自動シャットダウンに対応していないことが原因のおそれがあります。この場合は,ハードウェアが自動シャットダウンに対応しているかを確認してください。また,ハードウェアメーカーが提供している最新のアップデートプログラムを実行し,Windowsとハードウェア仕様の整合性を取るようにしてください。ハードウェアが自動シャットダウンに対応していて,アップデートプログラムを実行しても現象が再現する場合は,ハードウェアメーカーおよびMicrosoft社が提供する情報を参照してください。
- 中継マネージャおよび中継システムに対してシャットダウンする指定をしても無視されます。
- UNIXクライアント,または06-00より前のWindowsクライアントは自動的にシャットダウンできません。
- Windows NTのクライアントでスクリーンセーバーが起動され,パスワードで保護されている場合,自動的にシャットダウンはできません。
- シャットダウンを指定したジョブの受信時に編集中のファイルが存在した場合,自動的にシャットダウンはできません。
- シャットダウンを指定したジョブを上位システムから実行した場合,次に示すログオン状態のときは指定どおりの動作をしません。
- ログオン前のとき
- 一般ユーザとしてログオンし,セットアップの「一般ユーザ権限で使用する」がオフのとき
これらの状態では,クライアントセットアップで確認ダイアログボックスの表示時間が設定されている場合は,確認ダイアログボックスを表示しないでシャットダウンします。表示時間が「無制限」となっている場合は,シャットダウンできません。
なお,ここでいう「ジョブを上位システムから実行」とは,クライアント側からパッケージセットアップマネージャまたは[ジョブ実行]アイコンを使用してジョブを実行する場合以外を示します。
- シャットダウンを指定した「クライアントユーザによるインストール」ジョブがクライアントのパッケージセットアップマネージャから実行された場合,クライアントセットアップに確認ダイアログボックスの表示時間が設定されていても,「無制限」の場合と同様に,ユーザの入力があるまでシャットダウンしません。
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