Groupmax Address - AssistのGroupmax連携機能(以後Assist連携と記述)とは,Address Server側で組織やユーザを変更した際に次の作業を自動実行して,Scheduler Serverの管理データを更新する機能です。
- 「変更通知情報取得」(indxgetコマンド)の実行
- 子サーバの「管理データ取得」の実行(親サーバの管理データを取得。ファイルモードの場合だけ)
この章の<インストールディレクトリ>とは,Scheduler ServerとFacilities Managerのうち,先にインストールした方のインストールディレクトリのことをいいます。
Groupmax Address - Assistとの連携するための前提条件は次のとおりです。
- マルチサーバ環境では,すべてのマシンに次の製品をインストールしておく必要があります。なお,施設管理を使用していない場合は,Facilities Managerをインストールする必要はありません。
- ファイルモードの場合
Scheduler Server Version 6以降とFacilities Manager Version 6以降
- DBモードの場合
Scheduler Server Version 7 07-70以降とFacilities Manager Version 7 07-70以降
- Scheduler Serverの親サーバ又はマスターサーバと同一マシンでAddress Serverが起動されていて,Address認証するように設定しておく必要があります。
マルチサーバの場合,子サーバ又はスレーブサーバと同一マシンにAddress Serverがインストールされている必要はありません。
- ファイルモードの場合,すべてのサーバで,あらかじめ管理ツールサーバのサービス「Groupmax Scheduler Server Tool」と「Groupmax Facilities Manager Tool」を起動しておく必要があります。
施設管理を使用していない場合は,「Groupmax Facilities Manager Tool」を起動しておく必要はありません。
- DBモードの場合,マスターサーバを登録済みであり,データベース環境をテーブル作成まで構築済みである必要があります。
また,必要に応じてAppoSV.iniファイルの[DB]セクションのIndxget_UserAddOptionパラメタを設定してください。AppoSV.iniファイルの設定方法については,「3.2.6 AppoSV.iniファイルの設定値一覧」を参照してください。
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