Groupmax Scheduler/Facilities Manager Version 7 システム管理者ガイド
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(1) 初めて組織グループによるセキュリティ設定を使用する場合の設定
(a) ファイルモードの場合
組織グループファイル及び特権ユーザ一覧ファイルの登録又はチェック機能(SCHogimpコマンド)を初めて使用するときは,次の作業を実施します。
- すべてのサーバでサービスを停止します。
「Groupmax Scheduler Server」と「Groupmax Facilities Manager」を停止します。
- 組織グループによるセキュリティ設定を使用するための設定をします。
AppoSV.iniでOrgGroupSecurity=ONなどを設定します。
設定するパラメタと設定内容については,「8.6.2 設定情報」を参照してください。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblを作成します。
親サーバのScheduler Serverが使用していないディレクトリで,組織グループファイル(ORGGROUP.tbl)と特権ユーザ一覧ファイル(ORGGROFF.tbl)を作成します。
作成方法については,「8.6.3 ORGGROUP.tblファイル」と「8.6.4 ORGGROFF.tblファイル」を参照してください。
- SCHogimpコマンドでORGGROUP.tblとORGGROFF.tblをチェックします。
SCHogimpコマンドの/cオプションで確認できます。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblの問題がなくなったら,SCHogimpコマンドで,親サーバに登録します。
SCHogimpコマンドの/iオプションで登録できます。
- すべてのサーバで「Groupmax Scheduler Server Tool」と「Groupmax Facilities Manager Tool」を起動します。
- すべての子サーバでコンフィギュレーションから「管理データ取得」を実行します。
- すべてのサーバでサービスを起動します。
「Groupmax Scheduler Server」と「Groupmax Facilities Manager」を起動します。
(b) DBモードの場合
組織グループファイル及び特権ユーザ一覧ファイルの登録又はチェック機能(SCHogimpコマンド)を初めて使用するときは,次の作業を実施します。
- すべてのサーバでサービスを停止します。
「Groupmax Scheduler Server」と「Groupmax Facilities Manager」を停止します。
- 組織グループによるセキュリティ設定を使用するための設定をします。
コンフィギュレーションの「組織グループアクセス権」で設定します。
コンフィギュレーションについては,「3.2.3(1) コンフィギュレーションの設定」を参照してください。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblを作成します。
マスターサーバのScheduler Serverが使用していないディレクトリで,組織グループファイル(ORGGROUP.tbl)と特権ユーザ一覧ファイル(ORGGROFF.tbl)を作成します。
作成方法については,「8.6.3 ORGGROUP.tblファイル」と「8.6.4 ORGGROFF.tblファイル」を参照してください。
- SCHogimpコマンドでORGGROUP.tblとORGGROFF.tblをチェックします。
SCHogimpコマンドの/cオプションで確認できます。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblの問題がなくなったら,SCHogimpコマンドで,マスターサーバに登録します。
SCHogimpコマンドの/iオプションで登録できます。
- すべてのサーバでサービスを起動します。
「Groupmax Scheduler Server」と「Groupmax Facilities Manager」を起動します。
(2) 通常運用時に組織グループを変更する場合の設定
組織グループに新しい組織を追加するなど,組織グループを変更したり特権ユーザを変更したりする方法について説明します。
(a) ファイルモードの場合
ファイルモードの場合の手順を次に示します。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblを作成します。
親サーバのScheduler Serverが使用していないディレクトリで,組織グループファイル(ORGGROUP.tbl)と特権ユーザ一覧ファイル(ORGGROFF.tbl)を作成します。
組織グループ又は特権ユーザをすべて削除したい場合は,0バイトのファイルを作成してください。
- SCHogimpコマンドでORGGROUP.tblとORGGROFF.tblをチェックします。
SCHogimpコマンドの/cオプションで確認できます。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblの問題がなくなったら,SCHogimpコマンドで親サーバに登録します。
SCHogimpコマンドの/iオプションで登録できます。
- すべてのサーバで「Groupmax Scheduler Server Tool」と「Groupmax Facilities Manager Tool」を起動します。
- すべての子サーバでコンフィギュレーションから「管理データ取得」を実行します。
(b) DBモードの場合
DBモードの場合の手順を次に示します。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblを作成します。
マスターサーバのScheduler Serverが使用していないディレクトリで,組織グループファイル(ORGGROUP.tbl)と特権ユーザ一覧ファイル(ORGGROFF.tbl)を作成します。
前回使用したORGGROUP.tblとORGGROFF.tblを基に,今回設定する内容を作成してください。前回指定して今回設定していない内容は削除されます。前回使用したファイルは次のディレクトリに保存されています。
<インストールディレクトリ>\log\SCHogimp
組織グループ又は特権ユーザをすべて削除したい場合は,0バイトのファイルを作成してください。
- SCHogimpコマンドでORGGROUP.tblとORGGROFF.tblをチェックします。
SCHogimpコマンドの/cオプションで確認できます。
- ORGGROUP.tblとORGGROFF.tblの問題がなくなったら,SCHogimpコマンドをマスターサーバで実行します。
SCHogimpコマンドの/iオプションで登録できます。
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